安倍マリオがヒゲを付けなかった理由。表情が硬かったのもコレ

　安倍マリオがヒゲを付けなかった理由を、少し前に読売新聞が記事にしています。

　まず、リオオリンピックの閉会式では、マリオの映像のあと、安倍総理が土管からマリオのコスプレで登場するという演出が行われましたが、その登場は全世界で好評で、先日行われたG20会議でも各国首脳から好評でしたが、一部ではマリオの特徴であるヒゲもなく、コスプレが中途半端という声も上がっていました。

　読売新聞によれば、マリオのコスプレは、元々はヒゲを付けた登場パターンで考えられていたそうですが、このオリンピック閉会式が行われている頃、日本では関東地方に台風が上陸しそうな状況になっており、被害の発生も予測されていたため、安倍総理自身の判断で、あまり「おどけた姿」にならないように、ヒゲなしのパターンで登場することが決められたとのことです。

　よって、日本での自然災害の発生が予測される中、全くコスプレをしないという選択肢も事前に用意されていたものの、それでは何もサプライズにはならないので、ユニークなギリギリのラインを狙ったのがリオオリンピック閉会式のヒゲなしの安倍マリオの姿であり、表情が硬かったのもコレが理由のようです。

　なお、リオオリンピックの閉会式でマリオのコスプレで登場する人物については、最初はスポーツ界のレジェンドや、マリオに似たアスリートで検討されていたそうですが、調整が難しくて決まらず、最終的に森喜朗元総理の提案で安倍総理にしてもらうことに決まったということも、産経新聞や毎日新聞が伝えています。