任天堂とクラウドゲーム、技術動向や環境の変化をよく見つめて判断、買収で経営が良くなるとは考えていない

任天堂とクラウドゲーム、技術動向や環境の変化をよく見つめて判断、買収で経営が良くなるとは考えていない

 任天堂の岩田社長が、クラウドゲームについてコメントしています。

 まず、クラウドゲームというのは、ユーザー側のハードではなく、ネット側のハードで情報処理をしてプレイする形態のゲームで、PS4では、このシステムを使って過去作の配信などが検討されています。

 岩田社長は、過去にも同じようなことを言っていますが、

 「クラウドゲームに向いているゲーム」と「向いていないゲーム」というのが明らかに存在していると思います。クラウドゲームの技術の進歩や変化、あるいはインターネットインフラの進歩や変化に関しては、その動向に目を向けてはいますが、任天堂が今ご提案している、特にリアルタイム性や応答性に対して非常にシビアな要求があるような種類のゲームにおいては、現状のクラウドゲームのテクノロジーというのは、(前回もお話ししたように、ネットワークの遅延を考慮する限り)現実問題としてお客様に高いレベルのサービスができるとは思っていません

・・・ということをコメントしています。

 そして、

 これからも、「どう技術が変わっていくのか」というのは見つめてまいりますし、「クラウドゲームというものが、将来にわたって注目すべき技術であるかないか」ということについては、「これからの技術動向の変化、環境の変化をよく見つめて判断するべきではないか」と思っています。ただ、現時点で「クラウドゲームの会社を買収したら任天堂の経営が良くなる」とは考えていませんので、そのような形では進んでいません。

・・・ということを明らかにしています。

 なお、クラウドゲームについては、PS4が行おうとしているように、過去作の配信が簡単になるのではないかと言われていますが、クラウドゲーミングは、サーバーやインフラの維持費などが増大するので、それならハードに互換を付けるなり、Wii UのVCのように、そのハード用に過去作を調整して配信する方が、最終的なコストは安いのではないかというような考えもあり、今後どうなるかが注目となっています。

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