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任天堂の「失意泰然、得意冷然」、意思決定プロセス、岩田社長の心がけと実践

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任天堂の「失意泰然、得意冷然」、意思決定プロセス、岩田社長の心がけと実践

 ベンチャー企業経営者向けのイベント「B Dash Camp 2013 Fall in Osaka」のレポート記事が掲載されています。

 このイベントには、任天堂の岩田社長も登場し、ベンチャー企業経営者向けに、任天堂の前社長の座右の銘「失意泰然、得意冷然」、意思決定プロセス、岩田社長の心がけと実践などをコメントしたそうです。

 コメント内容は次のものなどです。

・ 先日亡くなった前社長の山内溥氏の座右の銘「失意泰然、得意冷然」を紹介。「うまくいかなくても思い悩まない、絶頂でも浮かれない」というのが、任天堂の歴史そのものを体現している言葉だとした。山内前社長に教わったこととして「自分たちは知らないものを作るのだから、市場調査は無意味」、「とにかく違うものを作ること」、「重点を絞り込むこと」などを挙げた

・ 岩田社長が心がけていることや実行していることをいくつか紹介した。心がけていることの一つが「社員一人ひとりに興味を持ち、理解すること」。得意なことをすれば結果が出て評価される可能性が高くなる、それがやる気の高い状態を保つことにつながるという理屈だ。岩田社長は「才能豊かな人とは、自分が元気になるご褒美を見つけるのが得意な人」という。その実践のため岩田社長は、社員との面談を積極的かつ継続的に行っている。社員に興味を持つことで、社員が力を発揮しようとするだけでなく、岩田社長にも様々な視点を学ぶきっかけになる。

・ 「任天堂の意思決定プロセス」については、宮本氏と話して決めるという。ただ、それは二人の価値観だけで決めるのではなく、それぞれあてにしている人を社内で見つけており、その人の反応を見ながら決めるとした。

 よって、任天堂の「失意泰然、得意冷然」、意思決定プロセス、岩田社長の心がけと実践は、上のようになっているので、何か参考になりそうなものがあれば、取り入れてみてもいいかもしれません。

 なお、岩田社長に対して、どこに行っても毎回聞かれる質問「スマホ」については、今回は、

 「スマホが普及するなかで、その方向性を転換することはあるのか」と聞かれた岩田社長は「長い未来は誰も分からない」と前置きしつつも、「私は、今のところ、する気がない」と答えた。

・・・というコメントだったそうで、「今のところ」と言ったので、将来的には行うのかということで、発言のトーンが変わったのではないかと受け取る人もいるようですが、おそらくこれまでと考えは変わっていないと思われます。

 レポート記事はこちら

コメント

  1. 匿名 より:

    岩田社長の座右の銘って何なんだろう
    山内前社長のいうことはもっともだけどそれをそのまま鵜呑みにするのもなんか違う気がするし
    社員に興味を持つのは社長が訊くに近い感じかな

  2. 匿名 より:

    このスマホの質問をしたのって、KLabの社長だそうで。
    記者やアナリストからはよく聞かれる質問ですけど。

    社員の面談はHAL研時代からずっと続けていることなんですよね。
    リンク先の社員の意識調査などは面白いデータですね。
    社員が意欲を持って働けるのは素晴らしい事だと思います。

  3. 匿名 より:

    社員との定期的な面談はHAL研究所にいた時からやってたよね
    大体こういうのって数回やって終わる事が多いのに今でも続いてるって凄いな

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