スクウェア・エニックスの「ドラゴンクエストモンスターズ3」(DQM3)について、ニンテンドードリーム2024年1月号で堀井雄二氏などがコメントしています。
この中で、藤澤仁氏のシナリオがどういう風に思われるのか楽しみにしているということなどがコメントされています。
DQM3、シナリオは藤澤仁氏
「ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅」は、「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズの最新作として、ニンテンドースイッチで2023年12月1日に発売される予定です。
今作は、「ドラゴンクエスト4 導かれし者たち」に登場する「ピサロ」が主人公の作品です。
このため、今作はDQ4の話に関係して来ます。
ただ、今回の「ドラゴンクエストモンスターズ3」のストーリーは、DQ4の話を書いた堀井雄二氏ではなく藤澤仁氏が書いています。
藤澤仁氏は、スクウェア・エニックス在籍中に「ドラゴンクエスト9」のディレクターや「ドラゴンクエスト10」のシナリオなど、これまで数多くのドラクエ作品に関わっており、現在は独立しています。
そして、今回、自身の会社である株式会社ストーリーノートが関わる形で、「ドラゴンクエストモンスターズ3」の物語を担当しています。
堀井雄二氏は反応を楽しみに
堀井雄二氏によると、「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズは、モンスター育成ゲームということもあり、これまではストーリーは簡素なものにしていたそうです。
ただ、今回は従来作品よりもストーリーをしっかりしたものにしているとのことです。
DQM3のストーリーは、DQ4の悪役とも言われる今作の主人公「ピサロ」が、自分の正義をどのように貫いているのかというような、原作では知ることの出来なかった出来事などが描かれているものになっているそうです。
このため、DQ4の物語を補完するような話でもあるので、DQ4が好きな人が特に楽しめるものになっています。
もちろん、原作を知らなくても楽しめる話になっているとされています。
また、このように原作の「ドラゴンクエスト4」にも大きく影響を与えるような話になっていることから、今作のストーリーは、開発初期から堀井雄二氏にチェックしてもらっているとのことです。
そして、堀井雄二氏は、藤澤仁氏が作ったDQM3のシナリオがファンにどういう風に思われるのか、発売後その反応を楽しみにしているということもコメントしています。
よって、ニンテンドースイッチ「ドラゴンクエストモンスターズ3」のゲームの感想として、今作のストーリーをどう思ったのかという部分も聞きたいそうなので、SNSなどに感想やレビューを投稿する場合は、そういった部分も記載しておくと堀井雄二氏の目に留まるかもしれません。
ちなみに、藤澤仁氏がピサロに関連する話を作る際に、堀井雄二氏が注文を付けた部分はほとんどなかったようです。
ただ、DQ4の悪役とも言われるピサロの話ということで、今回は逆に、人間側(勇者側)を悪者にするような話にはしないようにして欲しいという注文を付けていたとのことです。
なお、今作の主人公ピサロについては、その他、ピサロが魔族と人間の間に生まれたという設定は原作にはなく、この「ドラゴンクエストモンスターズ3」のシナリオを作る上で新たに設定したことなども明らかにされています。
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コメント
ともと言うか、原作では悪役ですけれどね
人さらいや秘法の生贄など各々に裏側でそれらを指示していた役ですから
ラスボスであった以上、悪役でなかったってことはないかな
逆に人間側が悪にしてほしかったなぁ
ドラクエが人間側の正義を貫くに対しての対比として魔族の正義を貫く形にしてほしかった
ストーリーよりもグラフィックが気になる。スイッチのスペックでももうすこしテクスチャ解像度とかキャラモデリングとか、3DS向けのゲームをリマスターしたと言われても納得するレベル。
スクエニはフォトリアル調に傾倒し過ぎてトゥーン調なら手を抜いても問題無いと思っているのではと疑う。
正史にはしないで欲しいな
リメイクでピサロが仲間に成ったのだって批判が大きかったのに
藤澤さんがシナリオなんだね。
10をやっていた人なら知っているだろうけど、藤澤さんはドラクエ7からシナリオ制作に関わっていて、ディレクターだった10はもちろん8や9も自分の作品って自負しているくらいだからね。
そこまで自分でも言っていたし、堀井さんも藤澤さんが自分の後継者とまで言っていたのにスクエニを退社して、もうドラクエには関わらないと思っていたけど会社は別とは言え戻ってきたのか。