
ニンテンドースイッチ2「Drag x Drive」の話題をご紹介しておきます。
話題は、スプラトゥーン野上氏がプロデューサーで、開発スタッフは最小限になっているというものです。
Drag x Drive、野上プロデューサー
「Drag x Drive」(ドラッグ アンド ドライブ)は、ニンテンドースイッチ2で発売中のダウンロード専用ソフトです。
このダウンロード専用ソフトは、車いすバスケットボールをモチーフにしたような作品になっています。
また、ニンテンドースイッチ2のジョイコン2の新機能であるマウス操作を使うゲームでもあります。
今回、製品版が発売され、今作のスタッフクレジットが明らかになっています。
これによると、「Drag x Drive」は任天堂の社内で開発された作品であり、プロデューサーは野上恒氏です。
野上恒氏は、初期の「どうぶつの森」シリーズでディレクターを務め、最近では「スプラトゥーン」シリーズのプロデューサーとして有名です。
そして、スイッチ1「スプラトゥーン3」に続くプロデュース作品が、今回のスイッチ2「Drag x Drive」になっています。
マリオカートのプログラマー作品
「Drag x Drive」については、実質的なゲームの開発責任者でもあるディレクターも判明しています。
今作のディレクターは小西慶典氏です。
小西慶典氏は、「マリオカートWii」や「マリオカート7」、「マリオカート8」など、マリオカートシリーズのプログラマーとして知られている人です。
そして、今回の「Drag x Drive」では、プログラムにも関わりつつディレクターを務めています。
よって、ゲームはディレクターの作品だとも言われるので、「Drag x Drive」はマリオカートのプログラマー小西慶典氏の作品になっているとも言えるものです。
ちなみに、「Drag x Drive」のアートディレクター、キャラクターデザインは、池尻貴尚氏が担当しています。
池尻貴尚氏は、「スプラトゥーン2」のサーモンランの敵キャラ(シャケ)のデザインなどを担当しています。
このため、「Drag x Drive」は、スプラトゥーンチームが作ったと思えるかもしれませんが、前述のようにマリオカートチームの人がディレクターなので、今作は「スイッチ2のマウス操作のゲームを考えよ」という会社の指示の元、チームを超えて集まった人たちで作られたような感じです。
開発スタッフは最小限
「Drag x Drive」は、任天堂の内製ソフトとしては開発スタッフが非常に少ない作品になっています。
今作の開発スタッフは、ローカライズスタッフなどを除けば20人程度であり、最小限のスタッフで作ったとも言えるものです。
このため、今作は1980円のダウンロード専用ソフトということもあり、バラエティ豊かなモードが存在するというようなゲームにはなっていませんが、20人程度で作ったゲームとしては完成度は高いかもしれません。
ちなみに、「Drag x Drive」のメタスコアは61点、ユーザースコアは4.8点とかなり微妙なものになっています。
これは、前述のモードの少なさもありますが、マウス操作の難しさから来ている部分も大きく、この操作をわりとすぐに習得できれば楽しい、なかなか習得できなければ全然勝てないので全く何も楽しくないというような状態になります。
よって、「スプラトゥーン」などの対戦ゲームとは完全に別のリアル筋力が必要などの特殊な難しさがあるので、メタスコアの低さはそういった部分も考慮したものであり、操作がすぐに上手くできた人にとっては評価はもっと高くなると思われます。
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