スクウェア・エニックスのドラクエ7リメイク Reimaginedの話題をご紹介しておきます。
話題は、オープニングの変更部分がお気に入りと市川氏がコメントしているというものです。
DQ7リメイクR、オープニング変更
「ドラゴンクエストVII Reimagined」は、プレイステーションで発売された「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」をリメイクした作品です。
ただ、今回のリメイクは「Reimagined」=「再構築」の名のもとに、PS版から大きな削除や変更、追加が行われたものになっています。
この大きな削除や変更、追加は、オープニング部分についても実施されています。
ドラクエ7のオープニング部分は、この作品を語るときに避けて通れないものになっています。
それは、RPG作品なのに最初の戦闘が始まるまでに3~5時間ぐらいのプレイが必要になっているからです。
これは意図的にそのようにデザインされており、ドラクエ7では最初は「バトル」ではなく「謎解き」を楽しむ作品として作られています。
ただ、「バトルがない」という部分はいいとしても、この「謎解き」が非常に分かりにくいと言われており、ドラクエ7の評価を下げる要素にもなっていました。
そして、今回のドラクエ7リメイク Reimaginedでは、このオープニング部分が当然のように大きく変更されていることが明らかにされています。
現時点では具体的にどのような変更をしたのかは案内されていません。
しかし、今作の市川毅プロデューサーは、ドラクエ7リメイク Reimaginedでお気に入りのシナリオはどの部分かと訊かれ、変更したオープニング部分だと回答しています。
これは、オープニングの変更部分は「新たなストーリー」の追加だと言えるものになっているという意味でもあります。
そして、市川プロデューサーは、皆が今作のオープニングをプレイする姿を見るのを楽しみにしているとコメントしています。
よって、スクウェア・エニックスの市川プロデューサーは、オープニング部分の変更に自信があるようなので、今作の「改変センス」の評価はわりと早い段階で判断できそうな感じにもなっています。
ちなみに、市川プロデューサーはプレイステーション版のドラクエ7を発売当時プレイしたそうです。
しかし、そのときは小学校の低学年だったので、ドラクエ7のオープニングは前述のように戦闘が全く発生しない不親切な謎解きだったこともあり、退屈に感じ、オープニング部分をクリアすることなくドラクエ7のプレイをすぐにやめてしまい、その後もプレイすることはなかったそうです。
そして、今回は、そういった人が出てしまわないようにするために大幅な変更を加えているとのことです。
なお、ドラクエ7のオープニング部分の変更は、ニンテンドー3DSで発売されたリメイク版でも実施されています。
このニンテンドー3DS版では、オープニング部分が大幅に短縮され、謎解きで詰まるような要素もなくなっていました。
ただ、これはこれで「単純な短い作業」をするだけになっていて面白くないというような意見も出ていました。
このため、今回のオープニング部分の変更は、自信があるのならば、そのときの批判も踏まえて単純に「短縮」して「簡単」にするだけではないものになっているはずです。
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