
スクウェア・エニックスのドラクエ7リメイク Reimaginedの話題を1つご紹介しておきます。
話題は、プレイ時間の質問に端的に回答しないプロデューサーというものです。
DQ7リメイク、プレイ時間の質問
「ドラゴンクエストVII Reimagined」は、プレイステーション1で発売された「ドラゴンクエスト7」のリメイク作品です。
このリメイク作品は、PS1版DQ7から大きく変更された部分があるので、「リメイク」ではなく「リイマジンド」(Reimagined、再構築)というタイトルが付けられています。
特に今作は、シナリオが3つほど削除されている点が大きく不安視されています。
また、寄り道要素もほとんどが削除されており、新たに「闘技場」が追加される形に変わっています。
これらの削除は、特にシナリオについては「長い」という批判もあったことから、より遊びやすくするために行ったものであることが明らかにされています。
今回、Game*Sparkが、シナリオの削除などにより今作のプレイ時間は大体何時間ぐらいになったのかという質問をスクウェア・エニックスの市川プロデューサーに対して行っています。
この質問に対して、市川プロデューサーはPS1版DQ7のプレイ時間は「100時間超」としつつ、今作については、「プレイテンポはかなり向上」、「プレイスタイルによっても実際の時間は異なる」と回答しています。
よって、ドラクエ7リメイク Reimaginedは、プレイ時間の質問に対して市川プロデューサーが端的な回答を行っていない状態になっています。
このような回答は、「ドラクエ1&2 HD-2Dリメイク、クリアまでの時間やボリュームは大幅増。1と2セットの理由も」の記事でご紹介したように、HD-2D版のDQ1、2、3のリメイクでは早坂プロデューサーが具体的なプレイ時間を回答していることと比べると、あまり誠実な回答ではないとも言えます。
また、ゲームはプレイ時間で語られるものではないとも言えますが、ドラクエ7の場合は非常に長いプレイ時間が大きな特徴の1つであり、今回のリメイク版ではシナリオや寄り道要素の削除が明言されている以上、「どれぐらい削ったのか」が気になるのは当然だと思われます。
さらに、PS1版DQ7のプレイ時間も「プレイスタイルによっても実際の時間は異なる」のですが、今回の回答ではそのプレイ時間については「100時間超」と市川プロデューサーが具体的に回答しているので、それとの比較で回答は出来るはずだとも言えます
このため、ドラクエ7リメイク Reimaginedは、プレイ時間を端的に回答できないほどゲーム内容をオリジナル版から削除しているのかと不安になる部分もあります。
ちなみに、今作は戦闘のテンポがかなりアップしているので、シナリオなどの削除がなかったとしてもプレイ時間はオリジナル版よりかなり減っているはずです。
ドラクエ7リメイク Reimaginedについては、他には、PS1版DQ7の「LRボタンで画面を回転」の機能は今作でも有効になっているものの、一部のダンジョンなどでは遊びやすさの観点から制限が入っていることがコメントされています。
また、「ドールルック」という今作のグラフィックは、人形を作ってそれをスキャンしてゲーム内キャラクターに変換したものですが、実際に人形を作ったのは上の画像のメインの6キャラクターのみであり、その他のキャラクターはそれに合わせて普通の作り方をしていることが明らかにされています。
Game*Spark
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