スクウェア・エニックスの「ドラゴンクエスト」シリーズについて、1つ話題が出ています。
話題は、フリガナに前からミスが存在するというものです。
ドラクエ、フリガナのミス
「ドラゴンクエスト」シリーズについては、先の「ドラゴンクエスト3 HD-2D、『上やくそう』の読み方。誤記『うえやくそう』正解『じょうやくそう』」の記事でご紹介したように、日本人なら普通は間違えないようなフリガナの付け方をしているということがXなどで話題になっていました。
この話題については、スクエニはドラクエさえも手抜きなのかとして、少し炎上気味な感じにも一部でなっていたこともあってか、公式Xが「すでに修正されています」という案内を出す結果になっています。
そして、この公式コメントに対しては、「すでに修正されています」ではなく、「ご指摘頂いた内容を修正しました」というコメントが正しい言い方だろうというようなツッコミの他に、「他にもまだある」というような指摘が出る状態にもなっています。
つまり、「うえやくそう」のように、普通の日本人だったら間違えないようなミスが「ドラゴンクエスト」シリーズには存在していたということです。
例えば、「ドラゴンクエスト11S」では、「余計な出費は避けたい」という文章に対して、「余計な出費は『よけたい』」というフリガナが付けられています。
これは、「避けたい」の読み方として「よけたい」でも間違いではないものの、日本人的な感覚では、この文章の流れでは「さけたい」と読ませる方が正解だと思われます。
実際、この部分の文章の声優によるボイスだと、「さけたい」と発音されているそうなので、画面の文章のフリガナが間違っていると言ってもいいと思われます。
そして、同じく「ドラゴンクエスト11S」では、「私の前方におじさんがいる」という文章が登場します。
この文章のフリガナは、「私の『ぜんぽう』におじさんがいる」ではなく、「私の『まえかた』におじさんがいる」になっています。
これは、「私のまえかた」とは普通は言わないので、同じくフリガナのミスだとも言えるものです。
ただ、調べてみると、「前方」を「まえかた」と読むのは間違いではないようです。
しかし、「前方一致」は「まえかたいっち」ではなく「ぜんぽういっち」であり、「前方後円墳」は「まえかたこうえんふん」ではなく「ぜんぽうこうえんふん」です。
そして、「まえかた」で何か単語や文章になっているようなものはなかなか思いつかないので、「前方」を「まえかた」と読ませるのは日本人的には違和感があると思われます。
よって、「前方」などについては、ある程度の日本語能力のある海外の人が辞書などを使って付けたフリガナのような印象もあり、「ドラゴンクエスト」シリーズのフリガナは、「ドラゴンクエスト3
HD-2D」だけではなく、元々人件費が安いアジア圏の開発スタジオなどの海外に外注しているような印象も出て来ている状態になっています。
なお、「ドラゴンクエスト」シリーズのフリガナは、AIなどで自動で付けているのではないかという見方もあります。
ただ、その場合は、上の画像は「ドラゴンクエスト3 HD-2D」の誤表記の1つですが、「お泊り」(おとまり)に対して「おとり」と間違ってフリガナを付けないような印象もあります。
もしAIなら、「泊」は「はく」と読むのが普通で、「お泊り」(おとまり)の表記で仮に「ま」が欠落して別の単語になっているとAIに判断された場合は、「おはくり」というフリガナのミスの方があり得そうなので、「AI」ではなく「人力」で間違えている可能性の方が高いかもしれません。
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コメント
自社の大事な歴史あるタイトルで文字検閲すら出来てないのキツイ
妙に長い開発期間(スクエニお馴染みともいえるが)、勇者の性別無くすという余計な多様性への配慮、この目に余るフリガナの誤訳等々……発売前からケチ付きすぎてるなぁ。発売後に判明する分もありそうだし、まだ幾つか問題残ってそう
なんで音読みを訓読みにしがちなんだろう、それは関係ないかもしれんけど
ただルビを外注してるかどうかより、校閲とか校正がろくに機能してない方が気になる
これはひどい・・
ふたりを2りとか書きそうw
前科ありかよ
こんな雑な造りでもドラクエというIPのおかげで売れるんだろな
ほんと日本語てムズいね~
社会現象を起こし今のドラクエシリーズの基礎を作り上げた伝説的なナンバリングであるドラクエ3を
こんな粗末に扱うスクエニの管理体制はどうなってるんだ。
新作ゲームが出るニュースで開発会社スクエニと聞いただけでユーザーから警戒されるようになったのこういう所よ
前方(ぜんぽう)を綴りまえかたって日本人が中々しないミスだよね