スクウェア・エニックスの「ドラゴンクエスト」の話題をご紹介しておきます。
話題は、開発人数は最近は300から400人ぐらいだというものです。

ドラクエ、開発人数
「ドラゴンクエスト」について、生みの親である堀井雄二氏が海外メディアのインタビューで少しコメントしています。
この中で、シリーズの開発人数について最近の事情を明らかにしています。
これによると、「ドラゴンクエスト」シリーズは、最近は300から400人ぐらいの開発者が関わる作品になっているとのことです。
また、開発年数を×(掛ける)必要がありますが、ゲームの場合は開発人数≒開発費だと言えることもあり、最近のドラクエ作品は開発費が高騰しているということが明らかにされています。

ゲームの開発スタッフの数は、このように開発費が推測されてしまうということもあり、なかなか具体的な数が明らかにされることはありません。
ただ、作るのに手間が掛かる最先端のグラフィックがウリというわけでもないドラクエでも、最近は300から400人ぐらいの開発者が関わるほど作るのが大変になって来ているということが明らかにされた形になっています。
ちなみに、ゲームの開発人数は、スタッフロールに登場する人物を数えれば分かるという説もあります。
しかし、この説は普通の意味での開発者、つまり、主なスタッフとして長期間開発を担当していた開発者の人数を知りたい場合は正しいとは言えないものになっています。
一般的にスタッフロールには、少しだけ何らかの要素を担当した外注スタッフを載せるケースや、マーケティングなどの事務系スタッフの掲載もあるので、皆がイメージするその作品の「ゲーム開発者」の数とはかけ離れたものになっています。
実際、「ドラゴンクエスト」シリーズの場合も、例えばドラクエ11はスタッフロールだと1300人以上の掲載、ドラクエ3 HD-2D リメイクだと1200人以上の掲載があるので、今回の堀井雄二氏のコメントとは非常にかけ離れた数になっています。

「ドラゴンクエスト」シリーズの開発については、他には、初代ドラクエは10人に満たない人数で作ったことも明らかにされています。
そして、その頃の堀井雄二氏は、プログラミングやグラフィックなどについても一部自分で作業していたことが明らかにされています。


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