ファイナルファンタジー16

FF16、米津玄師が主題歌を担当した理由と経緯。様々な作品に関わる秘密の部分かも…

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 スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー16」について、雑誌「ファミ通2023年8月3日号」で米津玄師さんがコメントしています。

 この中で、主題歌を担当した理由と経緯が少しコメントされています。

 

FF16、米津玄師の理由と経緯

 「ファイナルファンタジー16」は、「月を見ていた」という曲が主題歌です。

 この主題歌は、米津玄師さんが担当しています。

 このFF16の主題歌を米津玄師さんが担当したことについては、上の「米津玄師 × 吉田直樹 -月を見ていた 対談 [前編]」の動画でその理由や経緯がコメントされています。

 この動画によれば、スクウェア・エニックスの吉田プロデューサーがFF16について強力な発信をしてくれるような力を持っている人を探さなければならないと思っていた中で、たまたま米津玄師さんが「若干、興味がある」という話を小耳に挟んで、「図々しく会いに行った」のが経緯だったとされています。

 また、米津玄師さんは、FF16の主題歌は存在するのかしないのか、あるなら誰がやるのか、FF16ではなくてもいつか自分がやれたらいいよねというような雑談程度の話をしていたら、気が付いたら自分がやることになっていたというようなコメントを行っています。

 今回、この動画の説明よりも簡潔で分かりやすい経緯や理由が米津玄師さんによってコメントされています。

 これによると、まず、米津玄師さんは「ファイナルファンタジー16」の存在を一般ユーザーと同じくスクウェア・エニックスの公式発表で知ったそうです。

 そして、そのときに、事務所スタッフにFF16の主題歌は誰が担当するのか、自分もいつか関われたらいいなというようなことを話していたそうです。

 これを聞いた事務所スタッフが、FF16側に伝え、後に吉田プロデューサーなどのFF16スタッフと米津玄師さんとの話し合いの場が設けられ、主題歌を作ることが決まったとのことです。

 よって、FF16で米津玄師さんが主題歌を担当した理由と経緯については、米津玄師さんが自らFF16の主題歌をやりたいという希望をやんわりと出し、それを聞いた事務所スタッフがスクウェア・エニックス側に売り込み、その売り込みが功を奏したというものになります。

 ちなみに、今回の話は、前掲の動画だと時系列が逆でコメントされているような感じになっているので、吉田プロデューサーが急に米津玄師さんに主題歌を頼みに行ったというような解釈が出来る余地もあります。

 しかし、実際には「小耳に挟んだ」話が事務所からの実質売り込みであり、吉田プロデューサーが「図々しく会いに行った」というよりも、「図々しく売り込まれた」話に吉田プロデューサーが乗ったとも言えるようなものになっています。

 これは、米津玄師さんの一般にイメージされているキャラクター像からすると少し意外な感じもあります。

 そして、このような積極性が、米津玄師さんが上の図のように様々な作品で主題歌を担当したり、タイアップが出来ている秘密の部分にもなっているのかもしれません。

 つまり、本人が非常に才能あふれる人物であることはもちろん、本人のちょっとした希望も聞き逃さず、希望が叶うようにすぐに実行する事務所スタッフが超有能であり、今回のように売り込みが功を奏すパターンが多くなっているのではないかとも推測できるということです。

 なお、米津玄師さんはリイシューレコーズという個人事務所の所属であり、レーベルはソニー系のSME Records所属です。

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