任天堂の「ゲーム&ウオッチ」について、1つ話題が出ています。
話題は、横井・百瀬・石田と描かれた、ドンキーコングのレアな個体が存在するというものです。
ゲーム&ウオッチ、ドンキーコングのレア個体
「ゲーム&ウオッチ」は、任天堂が1980年代に発売していたゲーム機です。
その商品数は数多く存在し、日本向けと海外向けでもラインナップが少し異なっています。
今回、この「ゲーム&ウオッチ」で、これまで見たことがないと言われているレアな個体が発見され、話題になっています。
それは、横井・百瀬・石田と描かれたドンキーコングのゲーム&ウオッチです。
このドンキーコングのゲーム&ウオッチは、天板に1982年12月に2000万台のセールスを達成した記念として制作した個体だと記されています。
よって、関係者向けに作った記念個体となっており、市販されていたものではないということになります。
この突如存在が明らかになった謎のゲーム&ウオッチですが、調べました。関係者に聞いたところ、記念品として作ったもので、パネルに印刷されている3人に渡したそうです。制作依頼したのは、横井軍平氏。(画像引用:ヤフオク) pic.twitter.com/PdMEW9P3CG
— 山崎 功 (@Yamazaki_Isao) August 21, 2021
中央の人物は百瀬製作(現在は廃業)の百瀬氏。当時、ゲーム&ウオッチの銘板を作っていたようです。ゲーム&ウオッチ2000万台突破を記念して、横井軍平さんがお世話になった関係者にプレゼントしたとのことです。
— 山崎 功 (@Yamazaki_Isao) August 21, 2021
ほんとですね
— 山崎 功 (@Yamazaki_Isao) August 21, 2021
40年近く経ても新たな発見があるので驚きです。
この天板に描かれている「G.YOKOI」というのは、ゲーム&ウオッチの生みの親の横井軍平氏です。
「K.MOMOSE」というのは、ゲーム&ウオッチの銘板を作っていた百瀬製作の百瀬氏だそうです。
「T.ISHIDA」というのは、どこの石田氏なのかは分からないようです。
ただ、ここに描かれるぐらいなので、この石田氏は、ゲーム&ウオッチの開発や製造、販売において重要な役割を果たしていた人だと考えられます。
3台のみのようです。出回った経緯はわかりません。
— 山崎 功 (@Yamazaki_Isao) August 22, 2021
ちなみに、この横井・百瀬・石田と描かれたドンキーコングのゲーム&ウオッチが何台作られたのかは不明ですが、3台ではないかとも言われているので、入手できたのは、ここに描かれている3人だけだったのかもしれません。
そうなると、このドンキーコングのゲーム&ウオッチは、これ以上ないぐらいのレア個体ということにもなります。
なお、このレア個体は、ヤフオクに出品されていたことから発見されています。
このヤフオクの出品者は、様々な中古商品などを販売している業者だったので、そもそもどこから入手したのかはよく分からない状態です。
また、ヤフオクでの落札価格は100万1千円でした。
このため、オークションで高く売れたとも言えるのですが、最近、「スーパーマリオ64」の海外版のレア個体(保存状態が最上級クラスの個体)が約1億7000万円で落札されていたりもするので、そういった世界的なオークションにおけるレア度から考えると、一桁も二桁も安いのではないかとも言われています。
一方、このゲーム&ウオッチは、パッケージも普通で、通常と異なるのは天板部分のみなので、任天堂が直接関わって作ったものではなく、横井氏が市販されているドンキーコングを購入し、百瀬氏などに依頼し、天板を改造してもらった個体である可能性もあります。
そうなると、レアな個体ではあるものの、100万円越えの価値すらないとも言えるかもしれません。
予約、購入:
ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説 Amazon 楽天
コメント
>そうなると、レアな個体ではあるものの、100万円越えの価値すらないとも言えるかもしれません。
繋がりがよくわからん
もしあの横井氏が自分で買ってカスタムしたならただの市販ゲームの未開封品を遥かに超える価値になる
そこは可能性と言いますか、その前の文章の流れを受けて、もっと高いはず、もっと安いはずという、2つの価値観のうちの1つを提示した部分なのであまり気にしないでください。
絶対的な正解はないので、もっと高いはずの価値観も正解だと思います。