コーエーテクモがプレスリリースを出しています。
内容は、業績の予想を修正するというものです。
コエテク、100億円ほど下方修正
コーエーテクモが「令和6年3月期の連結業績予想」の修正を発表しています。
これによると、この期の業績は前回の発表よりも売上高で約110億円、営業利益で約105億円、下方修正する結果になる見込みだそうです。
これは、増減率で言えば、それぞれ11.6%、28.0%も下方修正となる非常に大きなものです。
これらの下方修正について、コーエーテクモは「当期に発売及び配信開始したタイトルのうち、計画を下回るものがあったことから、売上高、営業利益の連結業績予想を修正しました」と発表しています。
このため、コーエーテクモが今期に発売したソフトで一番開発費が掛かってそうで、かつ、大きく売れると思っていたような作品は、ソニー販売になっている「Rise of the Ronin」なので、これがあまり売れずに下方修正する原因になっているのではないかとみられています。
また、原因の説明文の中に「配信」ともあるので、子会社のガストブランドの「レスレリアーナのアトリエ」も、2024年1月から海外版の配信がスタートしたもののセールスが良くないのではないかと考えられています。
ただし利益は金融で上に
コーエーテクモの「令和6年3月期の連結業績予想」の修正は、上方修正だとも言えるものになっています。
それは、経常利益と純利益は、それぞれ35億円、10億円ほど当初の予定を上回る状態になる見込みだと発表されたからです。
この修正は、「金融市場を注視しながら運用」を行った結果だとされています。
コーエーテクモは、会長の襟川恵子氏が業務として、会社のお金を使って株などの売買を繰り返していることで知られています。
これがオトナ用語で言うところの「金融市場で運用」なのですが、これはぶっちゃけ「ギャンブル」しているようなものとも言えるものです。
こういった「ギャンブル」にかつて大きく負けたゲーム業界の代表がカプコンの偉い人だったりするのですが、襟川恵子氏はここ何年も「大勝」しています。
そして、これが今回も、ゲームが想定より売れないもののコーエーテクモの利益が予想よりも上に修正された理由になっています。
よって、コーエーテクモの最近の業績は、多数いるゲーム開発者ではなく、襟川恵子氏という1人の投資家こと「ギャンブラー」が支えている側面が大きくなっています。
なお、「金融市場で運用」は他の企業でも行われている部分はあります。
ただ、1200億円を超える大金を、実質個人が「一手に引き受ける」ような形で運用しているのは、コーエーテクモのように創業者一族の支配が強い企業などでしかなかなか行えないものです。
コメント
ソシャゲアトリエは過去二作が失敗してるのに往生際悪く三作目出した上、何故かナンバリングタイトルにするという暴挙に出たし、開発が集金体制に悪評があるトコだし、売り上げ落ちて当然なんだけど、一番最悪なのはそのせいで売り上げ、評価共に安定してたコンシューマーの方に影響出る事なんだよな。
メンテお疲れ様です。
ソシャゲをナンバリングしたのはやっぱり悪手でしたね…
もしもポケモンマスターズがポケモン本編新作(ポケットモンスター○○)として出てたらかなり批判されたでしょう
襟川恵子さんがいなくなったらコーエーテクモ危ないかも
コーエーテクモなぁ…だいぶ前にDOA自滅して実質的に終わっちゃったしなぁ
ある意味名の知れた会社の中では最も属人的なところと言えるかも…?
こういうのは後継が育つようなものでもないだろうし
投資の勝ち方なんて教えて何とかなるもんじゃないよね勝ち運がないと駄目だし
仁王もダクソモンハンのパクリだしなぁ
ジンオウガまんまパクってるの見たときはビックリしたわ
ノブヤボも値段高い割に変なオタクしか買ってないしな