マリオカート

マリオカート7、乗っ取り被害は前から報告されていた。マリカ8やスプラ1に残る問題

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 任天堂の「マリオカート7」について、1つ話題が出ています。

 話題は、乗っ取りの被害は前から報告されていたというものです。

 

マリカ7、乗っ取り被害

 ニンテンドー3DS「マリオカート7」は、先日、「マリオカート7、アップデートが10年ぶりに実施」の記事でご紹介したように、10年ぶりにソフトウェアが更新されています。

 今回、このアップデートについて、海外のハッキングコミュニティーでその詳しい内容が語られています。

 まず、「マリオカート7」の先日のアップデートは、前述の記事でもご紹介しましたが「オンライン関連の脆弱性」が修正されたものになっています。

 そして、この修正されたオンライン関連の脆弱性が、オンラインの対戦相手のニンテンドー3DS本体を乗っ取れるものであることが明らかになっています。

 さらに、この乗っ取りは、実際に被害にあっている人が前からいたと判明しています。

 例えば、上の動画は2022年2月に投稿されているものです。

 その内容は、ホームボタンを押した状態にされるなどして、「マリオカート7」のオンライン対戦を邪魔されるというものです。

 また、2022年3月に投稿された上の動画は、「マリオカート7」のオンライン対戦中、eShopを勝手に開かれ「何かが更新される」様子を撮影したものです。

 よって、ニンテンドー3DS「マリオカート7」は、このようにオンライン関連の脆弱性を利用することで、本体の乗っ取りをガチで行うことが出来ていました。

 

マリカ8やスプラ1に残る問題

 ニンテンドー3DS「マリオカート7」の乗っ取り被害は、先日の10年ぶりのアップデート後は確認されていないものになっています。

 つまり、現在は安全にオンラインプレイが出来ます。

 しかし、この「マリオカート7」の乗っ取りと同じ方法で本体を乗っ取ることが出来る任天堂のソフトがまだ存在します。

 それは、WiiU「マリオカート8」とWiiU「スプラトゥーン」です。

 これらは、現時点ではアップデートが配信されておらず、前述の動画のようなことが行えると言われています。

 よって、マリカ8とスプラ1にはまだ同じ問題が残っているので、これらのオンラインプレイ中、勝手に画面が切り替わる状態などが発生した場合は、対戦相手がハッキングを試みているかもしれないので、すぐにゲームを終了させましょう。

 ちなみに、今回の問題は、海外のハッキングコミュニティーが任天堂に既に報告しているそうです。

 このため、いずれマリカ8とスプラ1もアップデートが配信されて、この問題が修正されるとみられています。

 なお、このような問題の報告が任天堂に行われたこともあり、少し前に「あつまれ どうぶつの森、マリメ2やスプラ2、ARMSと同時にアップデートされた内容」の記事でご紹介したように、任天堂の複数の作品で同時にアップデートが入り、同時にオンライン関連の脆弱性が修正された状態になっています。

コメント

  1. 匿名 より:

    なお、非公式で修正出来るパッチも出た模様

  2. 匿名 より:

    これ、ハードごとぶっ壊されたみたいな問題沙汰がほとんどあがってなくて任天堂よかったねとしか
    結構昔からある割には対応遅いと思ったなぁ

  3. 匿名 より:

    忘れてたけど、任天堂のオンラインほんとガバガバだったんだよなぁ。脆弱性は今もまぁまぁアカンと思う。

    しかし、DS初期時代から世界で無料オンライン対戦できるメトロイドがあったり、もっと言えばモバイルアダプタGBとかあったり。
    オンライン(を使った遊び)には結構力を入れてたな。携帯機で無料のWi-Fiオンラインは当時メチャクチャ画期的だった。