中裕司氏について、1つ話題が出ています。
話題は、再就職が上手く行かない、マンションを売らないと払えないなどの近況が高裁判決に関連して明らかになっているというものです。
中裕司氏、インサイダー事件の高裁判決
中裕司氏は、セガでソニックを生み出した1人として知られています。
また、少し前までスクウェア・エニックスで「バランワンダーワールド」の開発を行っていました。
しかし、「バランワンダーワールド中裕司氏の裁判の内容と結果。開発チーム内で揉めて後に解雇」の記事でご紹介したように、バランワンダーワールドの開発は途中で降板させられる状態になっています。
また、「ソニック中裕司氏、FF新作ゲーム関連で再逮捕。今度は1億越えのガチ案件で擁護できない…」の記事でご紹介したように、インサイダー取引で逮捕されています。
このインサイダー取引の事件については、関連する裁判が続いています。
そして、今回、関連する裁判の高裁の判決が出たようです。
これによると、懲役2年6月、執行猶予4年、追徴金1億7122万9870円という地裁判決は覆らなかったそうです。
付記
— 地裁でひっそり/開示請求 (@chisaidehissori) December 19, 2023
スクエニ中裕司氏
控訴趣意のうち、「再就職がうまく行かない」───という状況も述べている。
再就職とマンション
中裕司氏のインサイダー事件の高裁判決に関連して、近況が明らかになっています。
これによると高裁への控訴に関連して、「再就職が上手く行かない」ということも述べられていたそうです。
このため、現時点ではスクウェア・エニックスではない別のゲーム会社などには勤めていないようです。
また、前述のように、中裕司氏の今回のインサイダー事件については執行猶予が付く見込みなので、刑務所に行くことはなさそうです。
ただ、追徴金 約1億7100万円を支払う必要があります。
高裁判決
— 地裁でひっそり/開示請求 (@chisaidehissori) December 19, 2023
【スクエニ中裕司氏:<マンションを売却をしないと追徴は支払えない>ため、『課税の減額』等ー請求を棄却。金商法198条2項より「全額徴収は相当」】
12月19日11:30 金融商品取引法違反
中裕司
令和5年う略
622 田村政喜裁判長
本人が被告席に座っている。ネットに落ちている被告人の pic.twitter.com/o3rOnNKYRl
画像を見れば、法廷の被告人は憔悴。“落ちている”ことがわかる。
— 地裁でひっそり/開示請求 (@chisaidehissori) December 19, 2023
原審は、懲役2年6月、執行猶予4年、追徴金約1億7100万円。被告人の請求は、量刑不当。全額追徴の不当。
主文
本件控訴を棄却する。
理由要旨
事件当時、被告人は第二開発事業部長としてスクエアエニックスに勤務。誤って送付された
自動配信メールにより、Aiming社との業提契約の骨子を知る。信用取引により自己売買を行なった。
— 地裁でひっそり/開示請求 (@chisaidehissori) December 19, 2023
追徴課税の減額について。
金融商品取引法198条2項に要件がある。全額の追徴課税が<過酷>な場合、「特に汲むべき事情」が、没収の例外要件となる。被告人は権限を利用して重要事項により上場2社株を
取引。「とくに汲むべき事情はない」と裁判長。
— 地裁でひっそり/開示請求 (@chisaidehissori) December 19, 2023
取引は信用取引。株取引の歴も長い。被告人はマンションを売却しないと追徴課税を支払うことができないという事情があるが、金商法198条1項は被告人の現在の資産額は汲むべき事情にはならない。
量刑不当について。
被告人は、『誤った一斉メール』に
より、新作のゲーム名を知り得たと主張する。その結果、ゲーム名により、株取引を行なった。違法性は低いと被告人は主張する。
— 地裁でひっそり/開示請求 (@chisaidehissori) December 19, 2023
裁判所は、「社内のA、B共同チームによるゲーム制作により、知財、収益の期待、株価が連動するのは明らかである。被告人はスクエアエニックスで、最高位のR6人員として、採
用され、SG投資家資料の資料にもアクセスを許可されており、スクエアエニックスが被告人に本件SG投資家資料を知らせたのは当然。
— 地裁でひっそり/開示請求 (@chisaidehissori) December 19, 2023
被告人は、10年ほどの株取引の経験がある。
逮捕前、体調が悪いと訴える被告人の自宅に所員がきたため、捜査に違法性があると言っているが、被告人は流れてきた
重要情報を見ると、自らがパソコンを操作して、追加の情報にアクセスしている。
— 地裁でひっそり/開示請求 (@chisaidehissori) December 19, 2023
東京都内。午前11時30分。気温8度。厚着と傘を引きずった傍聴人が目につく。被告人は軽装だが、足取りは重い。
そして、この追徴金の支払いを行うためにはマンションを売らないと支払えないという主張が中裕司氏側から出されており、「減額」の請求がなされていたとのことです。
しかし、裁判所は「マンションを売らないと払えない」というのは、追徴金を減額などする理由には該当しないという判断を下しています。
よって、中裕司氏の近況としては、ガチ犯罪に手を染めてしまったので仕方がない部分ではありますが、再就職が上手く行かず、マンションを売らないと追徴金を払えないなど、厳しい状況になっているようです。
コメント
ソニック生誕に関わってたらしいけど、どこまで本当なんだろうな
問題を起こした音ゲーの某開発者は実際は全く開発に関わってないってバレてたけどw
ヒット作を作れないどころか酷評レベルのゲームを作ってしまったのも原因なんだろうな
野球選手の中田翔や山川穂高は逆に良いところに高給で再就職ができた
金になりそうなら許されてしまうのが今の世の中
そういう意味ではどん底を経験している中裕司の方が共感が持てる
反省期間がちゃんとあるなら復帰できるまで温かい目で見守りたいね
ゲームクリエイターなら一人でもインディーレベルのゲームなら作れるだろうし、凄いゲームを生み出して見返してほしい
がんばれ!
恥ずかしながら罰金と追徴金の違いが分からなかった。
ちょっとググるとどうやら追徴金は「不当に得た利益の没収」なのだそう。
・決まった期間に一括での支払いが求められる。
・減額、分割などの特例は病気などの場合のみにしか認められない。
・罰金との違いは、払えなかった場合でも労役場留置とはならないが、強制差し押さえとなるということ。
多分「マンション差し押さえられたら、仕事もないのにオラ暮らしていけねぇだ」って事を理由に特例を認める請求をしてるんだろうけど、上記の項目を踏まえると当然無理だわな。
しかし1億7千万は払えないだろうなぁ…
自業自得とはまさにこの事
マグロ漁船にでも乗ればいいのに
逆にマンションさえ売ってしまえば払えてしまうのか
>ヒット作を作れないどころか酷評レベルのゲームを作ってしまったのも原因なんだろうな
それは多少あるかもしれんが単純に信用できない人間を雇いたくないってのが大きいと思う
センスが無く古臭いだけなら開発の技術はある訳だし働けるとは思うけど内部の人間しか知り得ない情報を悪用する人間なんてゲーム会社どころかどこの会社だって採用したくないはず。50を過ぎてる年齢、前科持ち、信用が無い、正直同じ職種で働きたいなら海外行くしかないでしょ。その海外も前科持ちだと行ける場所限られてくるけど。
セガ時代にフェラーリとかの高級外車が自慢だったし
別荘も持ってるらしいし
資産はあると思うよ
それに株にいきなり1億以上出すとか普通の奴にはできないし
元々お金持ち