任天堂関連の話題を1つご紹介しておきます。
話題は、「中山美穂のトキメキハイスクール」が、坂口、植松、時田というFF豪華メンバーによる作品になっているというものです。
中山美穂のトキメキハイスクール、FFメンバー
「中山美穂のトキメキハイスクール」は、任天堂が1987年12月にディスクシステム向けに発売した恋愛アドベンチャーゲームです。
この作品は、移植版なども存在しないことから、遊びたいけど遊べない、今から遊ぶにはハードルの高い任天堂の過去作品の1つとして挙げられることがあります。
また、この作品は、任天堂らしくない作品だと言われることもあります。
それは、任天堂作品としては他にないかもしれない恋愛アドベンチャーというゲームジャンルである部分もそうですが、中山美穂さんという実在の人物が登場するゲームになっているからです。
このような実在の人物が「モデル」ではなく、そのまま「本人」として登場するゲームは任天堂のゲームはもちろん、他社のゲームでも数多くは存在しません。
このため、「中山美穂のトキメキハイスクール」は、ゲーム作品全般としてみても、貴重な作品の1つになっています。
さらに、「中山美穂のトキメキハイスクール」は、開発スタッフが伝説級になっており、今から考えるとスタッフが貴重だとも評価されています。
それは、任天堂のディレクターはメトロイドシリーズでおなじみの坂本賀勇氏であり、開発は旧スクウェアが主に担当していたので、その開発を担当した旧スクウェアのメンバーの中に、坂口博信氏、植松伸夫氏、時田貴司氏などがいたからです。
つまり、坂口、植松、時田という初期のファイナルファンタジーの開発スタッフが関わっていた作品が「中山美穂のトキメキハイスクール」だったということです。
ちなみに、以前に公開されている任天堂の「社長が訊く」のインタビューによると、「中山美穂のトキメキハイスクール」は、FF1作目の開発と同時期に開発されており、そのときに空いた期間があったことから坂口氏などが今作の開発に途中から参加することになったそうです。
なお、この作品が後のファイナルファンタジーの開発に与えた影響があったのかどうかは不明ですが、任天堂では、この作品に続くアドベンチャーゲームとして、少し前にニンテンドースイッチで復活した「ファミコン探偵倶楽部」が発売されることになります。
社長が訊く 坂口博信×坂本賀勇
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コメント
青いディスクカードが欲しくてファンでも無いのに購入したのを思い出しました。
照明具合もあるけど若い時の目力すごい、リアル漫画だ。
どうか安らかに。