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任天堂、コロプラの謎の戦略に冷静に対応。裁判への影響は…

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任天堂、コロプラの謎の戦略に冷静に対応。裁判への影響は…

 任天堂がコロプラの謎の戦略に、冷静に対応することが明らかになっています。

 この両者は、裁判で争っていますが、これは現在もまだ続いているそうです。

 

Shironeko New Project(仮)トレーラームービー

コロプラが問題作をスイッチに

 コロプラは、昨日、自社の白猫プロジェクトの新作を、ニンテンドースイッチ向けに提供することを発表しました。

 現時点では、「Shironeko New Project」(仮)とされているだけで、その詳しい情報は不明です。

 ただ、上のようなイメージ映像が公開されています。

コロプラが問題作をスイッチに

 コロプラは、ゲームメーカーなので、ニンテンドースイッチ向けに作品を出すこと自体には、あまりオドロキはないのですが、この「白猫プロジェクト」は、少し前に任天堂から特許侵害で訴えられている作品です。

 いわば任天堂にとって問題作なので、これをあえてニンテンドースイッチという、任天堂のハードで発売するコロプラの戦略が謎だとも言われています。

 

今回のコロプラの謎の戦略が裁判に与える影響はないとし、冷静に対応していくことが明らかにされたということになっています

謎の戦略に冷静に対応

 「Shironeko New Project」(仮)については、裁判前に発表している、あるいは、その直後ならば、以前から計画されていた作品という見方も出来ますが、コロプラが訴えられたのは、2018年1月という半年以上も前です。

 しかも、この作品は、2020年に発売予定という、かなり先の発売日が設定されています。

 さらに、イメージ映像は公開されているものの、タイトルも決まっておらず、ゲーム画面すら出来ていないのではないかというような内容なので、「Shironeko New Project」(仮)は、任天堂に訴えられてから計画したのではないかというような推測もあります。

 ニンテンドースイッチで出すから和解して欲しい、または、ニンテンドースイッチで出すことを任天堂が認めたということは、「白猫プロジェクト」が特許を侵害しているとは本当は思っていないからだという、謎の主張を行おうとしているような印象もあり、コロプラの今回の発表は、意図がよく分からないものになっています。

家庭用ゲーム機でいくつもゲームを発売しているのなら、あまり謎な感じはありませんが、よりによって問題になっている白猫プロジェクトを任天堂ハード

 これについて、日経が、任天堂の広報に問い合わせを行っています。

 これによると、任天堂から、「ゲームソフト販売と訴訟は別」という回答が得られたとしています。

 よって、今回のコロプラの謎の戦略が裁判に与える影響はないとし、冷静に対応していくことが明らかにされたということになっています。

任天堂は、白猫プロジェクトの「配信停止」まで求めているので、コロプラ側は、最悪、それが認められてしまったとしても、新技術で開発

 これまでも家庭用ゲーム機でいくつもゲームを発売しているのなら、あまり謎な感じはありませんが、よりによって問題になっている白猫プロジェクトを任天堂ハードで出すコロプラの意図は、果たしてどういうものなのでしょうか。

 なお、任天堂は、白猫プロジェクトの「配信停止」まで求めているので、コロプラ側は、最悪、それが認められてしまったとしても、新技術で開発したニンテンドースイッチ版で生き残る戦略にしているというような推測も出来るかもしれません。

 ちなみに、任天堂 vs コロプラの裁判は、まだ一審判決すら出ていないので、どちらが善で、どちらが悪なのか決まったわけではありません。

 事前に出ている情報を見る限りでは、可能性は低いと思われますが、場合によっては、任天堂の主張は言いがかりだというような判決が出る可能性もあります。

コメント

  1. 匿名 より:

    何か任天堂にケンカ売ってるみたいで嫌な感じもするね…

  2. 匿名 より:

    もしかしてこれがあったから任天堂はコロプラを訴えたんだろうか?
    だとしたらこれがなければ黙認するつもりだったのかな

  3. 匿名 より:

    自分も発表を見たときは頭の中を!と?が飛び交いましたが、
    おそらく『白猫プロジェクト』の生き残りのための奇策でしょうね

    ・コントローラー操作のゲーム機版なら特許に抵触しないので存続可
    ・事実はどうであれ任天堂と完全に仲違いしているのではないという印象を与える
    ・上記の理由で既存ユーザーの打ち切りへの不安感を和らげる

    ソシャゲは自分のステータスやアイテムやキャラクターに課金するものですから
    いつ打ち切られるか分からないような状況ではユーザーの意欲は大幅低下、
    しいては直近のサービス運営にも問題が出てくるわけです
    運営を続けていく上では、こういった突拍子もない青写真であろうと、
    とにかくユーザーに提示する必要があったのでしょうね。

  4. 匿名 より:

    任天堂のファンの敵のゲームを
    スイッチユーザーが買うとでも思ってるの??

  5. 匿名 より:

    そもそもまだ白猫プロジェクトってゲームにブランド力があるのか?
    しかも発売は2年後…

  6. 匿名 より:

    公式発言の「仕様変更等を通じてサービスを継続する」
    その結果がこれだったりな

  7. 匿名 より:

    ん?邪推が過ぎやしない?
    switchで展開するにあたって、コロプラ側だけの思惑だけで決められないのでは。
    これを聞いたとき、「ああ、任天堂と協力していくんだな」と思ったけどなぁ。
    それか任天堂もコンテンツを潰すまではしたくなくて、こういう形にしたとか。

  8. 匿名 より:

    コピーライトに任天堂の文字入ってるんだよね

  9. 匿名 より:

    それはそれ、これはこれってことか
    白猫ユーザーにSwitch購入を促すきっかけにもなるしね

  10. 匿名 より:

    お互いにメリットがあると思うから組むことにしただけのこと
    任天堂もこれからスマホ向けソフトで売り上げを伸ばすことの重要性を散々言ってるし、感情論とかじゃなくてビジネスだよ

  11. 匿名 より:

    任天堂の姿勢を冷静と書くなら
    それが全てだろうに

  12. 匿名 より:

    和解したと勘違いしてる人たくさんいたし誤認が目的にしか見えないんだよな…

  13. 匿名 より:

    自分も裁判とか関係なくそれはそれ、これはこれでお互いがビジネスでやってると思うけど、発売予定が遅すぎる物をこんな早く発表してるっていうのは確かに引っかかりが何も無いってこともないですね

  14. 匿名 より:

    和解したと勘違いさせて悪いイメージを払拭しようとしているのかな?

  15. 匿名 より:

    別に任天堂的には出すのであれば金が入るし、売れたら売れたで沢山ロイヤリティー入るし、逆に売れなくてもスマホ側の特許の違約金でガッポリせしめられるし、どっちに転んでも痛くも痒くも無いんだよね

    コロプラ側はヒヤヒヤしながら開発しなきゃいかんけど

  16. 匿名 より:

    和解狙いでしょうねぇ。任天堂を怒らしたからな。

  17. 匿名 より:

    いやこういった訴訟は和解はする
    長期化は双方にとってムダだから
    先に白旗上げたほうが負け

  18. 匿名 より:

    別に大した狙いはないだろ
    アップルとサムスンだって7年も訴訟やってたけど
    その間どれだけのパーツを供給してたと思ってんだ

  19. 匿名 より:

    謎の戦略も何も任天堂がソフト出すの容認してる時点で、どう考えても水面下で話は付いてんだろ。
    法廷で争ってあれだけ嫌悪感示してたのに、なんの理由もなくコロプラの戦略だけで自社のハードのソフト作らせてたらそれこそ謎だわ。

  20. 管理人 より:

    上に書いて頂いたコメントがまさに記事内容なのです。

    つまり、普通はこのように思います。

    >謎の戦略も何も任天堂がソフト出すの容認してる時点で、どう考えても水面下で話は付いてんだろ。

    しかし、日経が任天堂に訊いたら裁判とソフト発売は別という答えが返って来て、この考えが否定されたような状態になっています。

    よって、

    >法廷で争ってあれだけ嫌悪感示してたのに、なんの理由もなくコロプラの戦略だけで自社のハードのソフト作らせてたらそれこそ謎だわ。

    このコメントと同じく、「謎ですねー」という記事です。

  21. 匿名 より:

    きっと、スマホ版がサービス終了して、スイッチ版にデータが引き継がれるんだよ。

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