任天堂が、DSのマジコン裁判で最高裁の決定を得て勝訴したことを発表しています。
任天堂によるマジコン販売業者への裁判については、以前から勝訴が案内されていますが、平成21年に東京地方裁判所に提起したものについて、地裁、高裁を経て、平成28年1月12日付で最高裁の決定を得て勝訴したことが明らかにされています。
よって、提訴から7年ほど掛かって最終的な勝利が得られたということになっています。
任天堂はこれについて、「ゲーム業界全体にとって極めて重要な判決・決定であると認識しております」ということをコメントしています。
「ゲーム業界全体にとって極めて重要な判決・決定」ということについて、任天堂は、
1.マジコンの輸入販売行為が違法な不正競争行為であること
2.正規ゲームソフトの販売業者(任天堂)がマジコンの輸入販売行為により相当額の損害を被ったこと
3.マジコンの輸入販売業者が正規ゲームソフトの販売業者(任天堂)に対して「相当額の損害」に対して損害賠償責任を負うこと
これらの3点が認められたことによるものとしています。
なお、これらの3点はある意味当たり前の内容ですが、法律論で争えば7年も掛かるほどややこしいものであり、もし負けていたり、もし少しでも内容が認められなかった場合は、今後、ゲームの中古やエミュのように何も問題がないというような流れになっていたかもしれない重大な裁判でもあったということです。
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コメント
3DSになってからすっかり名前を聞かなくなって忘れていたけどずっと争ってたんだ
これで今後マジコンに類するものが出なくなるならよかった
賠償金1億らしいね
任天堂のマジコン損害って
絶対こんな金額じゃ足りないだろうけど訴えられてない業者も多いのかな
まあ3DSにもマジコンあるけどね…
あれも取り締まってほしい
中古裁判は日本ゲーム史上最悪と言っても過言ではない
記事にも並べられてるけど本来ゲームとは中古品の販売もメーカーは認めてない
忘れられがちだけど書かれてるのがいいね
賠償よりも判例を出すのが目的っぽいから、任天堂にとっちゃ完全勝利と言ってもいいだろ
ゲームの中古なんて外国にもあるんでしょ。メーカーはよくは思ってなくてきっかけあればまた否定するだろうけど。でも個人的には中古はマイナスな面ばかりじゃないと思ってマジコンほど酷いとは思わないな。
海外とはまた違うでしょ。海外がいいからこっちでもいいとはならない。