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任天堂、「健康」をテーマにした新事業を開始する予定。QOL向上プラットフォームを新設

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任天堂、「健康」をテーマにした新事業を開始する予定。QOL向上プラットフォームを新設

 任天堂が、「健康」をテーマにした新事業を開始する予定であることを発表しました。

任天堂が、「健康」をテーマにした新事業を開始する予定であることを発表しました

 まず、任天堂は、

 「人々のQOL(Quality of Lifeですから直訳すれば生活の質)を楽しく向上させるもの」ということを任天堂が考える娯楽の再定義とし、任天堂の事業領域を一歩広げて考えることにしました。
 「楽しく向上させる」というのが、娯楽企業任天堂が得意とするポイントで、単に「QOLを向上させるもの」というよりも、任天堂がやることとして明確になります。
 任天堂が、花札の製造販売をする会社として125年前に創業して以来、玩具、電子玩具、ビデオゲームと、次々と変遷しながら実現し、お客様に提案してきたことは、「人々のQOLを楽しく向上させたこと」にほかならないと思います。
 任天堂がこれからの10年で挑戦することは、「人々のQOLを楽しく向上させるプラットフォームビジネス」です。

・・・ということを発表し、QOL向上プラットフォームを新設することを明らかにしています。

QOL向上プラットフォームを新設することを明らかにしています

 そして、そのQOL向上プラットフォームの第1弾として、「健康」をテーマにした新事業を開始する予定であることが発表されました。

QOL向上プラットフォームの第1弾として、「健康」をテーマにした新事業を開始する予定であることが発表

 具体的にどのようなことを行うのかはまだ発表されていませんが、任天堂の岩田社長は、

 今年の1月のCESでは、ウェアラブルの提案が花盛りでした。
 ただ、今日冒頭で申し上げたとおり、任天堂は「娯楽は他と違うからこそ価値がある」と考えている会社です。今、大激戦のモバイル分野や、これから大激戦になることが予想されるウェアラブルの分野に後から任天堂が乗り込んでいって、力の勝負をするというのは、任天堂のやり方ではありません。やはり新たなブルーオーシャン分野で進めたいと考えました。
 そこで、モバイルやウェアラブルではなく、ノン・ウェアラブル、すなわち「身につける必要がない」ということを特徴とする新たな領域で、ハード・ソフト一体型プラットフォームビジネスを実現したいと考えています。当社が健康というキーワードを使うと、どうしても『Wii Fit』を連想されると思いますが、テーマについてはこれまで当社のゲーム機では扱ったことのないものを考えていますし、その実現手段となるハードウェアを含めて、ブルーオーシャンを目指していきます。

・・・ということをコメントし、身に着けて健康を管理するようなデバイスを発売するのではなく、何らかの新たな試みを行い、健康ビジネスを展開していくことを明らかにしています。

身に着けて健康を管理するようなデバイスを発売するのではなく、何らかの新たな試みを行い、健康ビジネスを展開していくことを明らかに

 また、

 任天堂がこのような新しい視点での健康というテーマに取り組む上では、任天堂の強みが活かせるユニークなアプローチを考えています。
 まず、一般に広く世界中の生活者のみなさんには、普遍的な健康志向があると思います。
 もちろん、疾病になられたみなさんは医療を受けられますから、私達が事業領域とするのは、未病のみなさんに、いかに健康をモニタリングし、適切なご提案ができるか、というものになります。
 ただ、健康に良いことは、総じて、何らかの努力が必要である場合が多く、継続は簡単ではありません。多くのみなさんが経験されたことがあるのではないかと思いますが、健康に良いことは分かっていても三日坊主で終わってしまう、ということが起こるのが普通です。ここに任天堂の娯楽企業としての楽しく継続していただく能力、娯楽企業としてのおもてなし能力、そして今回の大きな特徴であるノン・ウェアラブルという構造と、日常に溶け込むユーザー体験によって、この継続の難しさを乗り越えていただけるようにします。これが乗り越えられれば、継続的に健康についてフィードバックができるようになり、健康意識が再定義され、最終的に健康人口の拡大を実現する、というのが、今回のアプローチになります。

・・・ということもコメントされており、任天堂らしい、楽しんで継続出来るようなアプローチになることが発表されています。

QOL向上プラットフォームについては、これまでのゲームのプラットフォームビジネスとの相乗効果も狙っているとのこと

 ちなみに、QOL向上プラットフォームについては、これまでのゲームのプラットフォームビジネスとの相乗効果も狙っているとのことです。

 任天堂の「健康」をテーマにした新事業や、QOL向上プラットフォームの新設については、2014年中に事業内容の詳細が発表されます。
 その後、2015年4月以降に実際に事業を開始し、2016年4月以降に任天堂の業績向上につながるように事業を成功軌道に乗せる計画であることが明らかにされています。

 なお、「任天堂が、ビデオゲーム専用機プラットフォームを経営の中核とする意志は、全く揺らいでいません」ということも岩田社長によってコメントされています。

 情報元

 

コメント

  1. 匿名 より:

    コレジャナイ感が強い………

  2. 匿名 より:

    「任天堂が、ビデオゲーム専用機プラットフォームを経営の中核とする意志は、全く揺らいでいません」
    とりあえずひと安心だな

  3. 匿名 より:

    WiiDSでの実績があるし、新規事業としては妥当な感じ
    でも従業員数多くないのにこれにリソースさいて大丈夫なんだろうか
    WiiUのソフト不足どうするんだ

  4. 匿名 より:

    何かますますユーザーの思ってる(願ってる?)方向とは違う方向に行ってると思うなこれ。
    サードからも理解されそうにないしソフトもますます来なくなるだろうし自分たちから
    クビ締めてるしか思えん。これで根本的な解決できると思ってるならもう呆れるしか。
    それよりもwiiuのソフトどうにかしてくれよ。

  5. 匿名 より:

    新規事業領域にどのように挑戦していくか、という話です。
    これは、ビデオゲーム事業とは独立した別の領域で、任天堂の強みを活かした新しいプラットフォーム事業への挑戦です。

    あっ別物なのねこれ

  6. 匿名 より:

    こういうので良いんだよ、これそのもが良いかどうかはまた別だけど。

    表ではない派手でない堅実な裏分野を持っておくことが助けになる。
    日本人の年寄りこそが金を持っている最大の層で、新興企業を怪しいものと受け入れず伝統のある会社の言うことしか聞かない。
    それでいて東京の会社だとそこそこ反感がある場合も多くUIデザインを本気で理解してる会社じゃないと受け入れも難しい。

    そうなってくるとヘルスケアとかの方面以外日本に収益を上げられる場はない。
    単独じゃないからたぶんパナソニックとかと絡んでくるだろうしパナはそっち方面はまだ収益上げてる分野だしね。

    若者には今まで通りゲームの会社でいてくれてメインもそこなんだから問題ない。
    ラブホテルとかに比べたらだいぶまっとうな商売。

    まあ社長本人は全く興味ない分野だろうけど、周りにパナと蜜月なのがいそうな感じは今までもしてたし(笑)

  7. 匿名 より:

    コナミみたい感じか

  8. dsc4 より:

    ゲームじゃないんだよね?
    でも任天堂だから、きっと面白い物なんだろうな!
    楽しみ!!!

  9. tooka より:

    健康の新事業って・・・・?
    Wiifitとかじゃなくて?

  10. 匿名 より:

    ほとんど詳細が出ていない現時点では、何を語るにも思うにも時期が早いというところですか
    敢えて言うのならば「今後のリソースの割り振りはどうなるのか?」という点ですね

  11. 匿名 より:

    ピンチになったからといって変化球で打開しようとせず
    現行の事業の戦略強化を徹底させるという方向性は堅実で素晴らしい。

    もっと具体的なビジョンが見え出したら、悲観的な人も考え方を変えるはず。
    たとえばネットワークIDを利用したソフト割引サービスなんか実現したら
    凄まじい客引き効果を発揮すると思う。

    モンハンを友達四人でまとめて買えば3割安くなるとか
    同名タイトルの3DS版を買っていればWiiU版割引になるとか
    前作を購入していれば続編が割引になるとか
    購買意欲をそそる割引サービスが山ほど考えられる。

    今回の発表を字面どおりに受け取らず、応用すればどのようなサービスが始まるか
    考えてみると面白い。

  12. 名無し より:

    なんかコナミみたいだな…

  13. 匿名 より:

    新事業もいいけど
    wiiuのコアゲーマー対策を何か発表してよ
    健康とか言い出すと余計にサードに逃げられそうなんだよなあ
    何も考えてないのだったらもう・・・

  14. ksk より:

    たぶん既存ユーザーがターゲットではないから、
    望んでたものじゃない…って言ってるのは、別に気にしなくていいと思う。

  15. 匿名 より:

    新事業、の記事ですよ?

  16. 匿名 より:

    コアは3DSに任せてWiiUはライトを狙いにいった感じですかね

  17. 匿名 より:

    健康にいいこと、続けたいけど三日坊主ってのは耳が痛い話・・・
    WiiFitも、三日坊主という訳ではないけど成果が出る程は続けなかったし。
    今まで通り本軸はゲームで、さらにそこに関連させるっていうのは個人的にとても嬉しい。リズム計は今でも現役だし、3DSのゲームコインも貯めるのにちょっと散歩行こうかなって気になるもの。どっちも効果としては些細なものだけど。これが本格的にとなると、どんな風になるのか検討もつかないけど、すごく期待してます。家族も巻き込めるものだといいな。
    でもいくら私一人がハマろうが、他のユーザー全体が付いてこないと発展できないんだよなあ・・・。今回はうまくいきますように。

  18. 匿名 より:

    まあ、廃課金システムに参入するよりはマシだな

    個人的には第2~第5に何が来るのかが気になる

  19. ななし より:

    ゲーム機ではない新しい、別の事業の話をしているのに
    サードがどうとかいうコメントが多いのはよくわからない・・・。

    ちなみに、自分は新事業の方向性はとても良いと思います。
    任天堂の中にはいろんな社員がいて、「Touch Generations」のシリーズ等の
    新機軸のソフト開発で非常に高い能力を発揮できる人たちがいます。
    2005~2009年辺りに入社した人は社会現象にもなっていたし、
    そういう分野へも挑戦したいと思って任天堂に来た人も少なからずいるでしょう。
    前から思ってたんですよね。その人たちはきっと既存のゲームづくりより力を活かせる分野があるだろうな、と。
    適材適所で人材を配置していくのは良いことですよ。

    リソースがとられるという心配も、
    「DSの時Touch Generationsを作ってた人たちの”いくらか”が、鬼トレのように3DSではなく新事業に」
    と考えると、大したことはないんじゃないかと思っています。

    なんにせよ、ここで得た収益のおかげで高コストのゲームづくりを存分にできる、というくらいにうまくいってほしいですね。

  20. 匿名 より:

    何が出てくるか想像つかんな
    ちょっとwktk

  21. 匿名 より:

    いいと思うけどなぁ。なんかいちいち何をするにでも、ゲーマーの顔うかがわなきゃいけないのがめんどくさい感じだな。

  22. 匿名 より:

    昔から任天堂はいろんな事にチャレンジして
    成功したり失敗したりして来てる企業。

    任天堂自身よりもマスコミを含めた周りの方がいつも頭が固いなと思う事が多いです。
    やれPS4はこうだから任天堂は?
    スマホが普及してるから任天堂は?とか…

    そんな狭い視点に捉われず
    独自の見地でこれからもいろんな事にトライし続けて欲しいです。

  23. 匿名 より:

    コアゲーマーって言ってるけど、そういうい人たちってWiiU向けのそういうゲーム買ってるのかな?
    101とか

  24. 匿名 より:

    コアゲーマーとは、ありとあらゆるゲームに興味を持って様々なジャンルのゲームを楽しむ人、だと思うんだがな
    まあそう言う使われ方はしないけどw

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