任天堂の新社長について、先月、日経がその人物像を紹介しています。
これによると、新社長は、うごメモ好きのイラストレーターの父を持つ人物になっているそうです。
任天堂、新社長の父はイラストレーター
任天堂は、2018年6月に、社長の交代が実施される予定です。
新社長は古川俊太郎という人物であり、現在の君島社長は相談役に就任する予定です。
古川俊太郎という人物は、日経が、「ある開発者は名前すら知らないと言った」という記事を載せているように、ほとんど誰も知らない人だと思われます。
ただ、古川俊太郎氏の父親は、イラストレーターとして知られており、古川タクという人物になっていることが明らかにされています。
父親の名前の「古川タク」は、ペンネームであり、Wikipediaによれば、本名は古川肇郁(ふるかわただいく)で、イラストレーター、絵本作家、日本アニメーション協会(JAA)会長などの肩書を持っています。
また、紫綬褒章や旭日小綬章も受賞しており、文化的な評価が高い人物のようです。
Wikipediaの内容をざっと見る限り、例えば、上のような龍角散のCMが、古川タク氏によるアニメーション作品であるとされています。
ちなみに、上の龍角散のCMが既に似た感じになっていますが、古川タク氏は、うごメモで作品を発表していたこともあったそうです。
うごメモでの作品の発表は、単にゲーム内に投稿していただけではなく、ニンテンドーDSiを展示し、「古川タク プチ漫画展 DSiうごメモによるカンタン・アニメーション」という個展まで開催していたことが、以前に報じられています。
いつもにこにこしていて場を和ませるタイプ
任天堂の新社長については、前述の内容は、Wikipediaに書かれてある内容を主にご紹介したものですが、日経では、本人についての情報が少し掲載されています。
これによると、まず、次期社長の古川俊太郎氏は、任天堂ではクリエイター職ではなく、「一貫して経理畑を歩んだ」とされています。
そして、「ドイツにある欧州統括会社に11年間駐在」し、その後、2015年に経営企画室長に就任し、任天堂の経営全般に目を配って来たとされています。
人物像としては、「一歩引いた目で、全体を俯瞰(ふかん)して見られる人材」という評価が、任天堂のOBから出されています。
また、今の46歳の古川俊太郎氏に対する評価なのかはよく分かりませんが、都立国立高校の同級生から、「いつもにこにこしていて場を和ませるタイプ」というコメントも出ています。
コメント
意外な人の息子!
正直「誰?」って印象がまだまだあるので
人物像紹介は非常にありがたい