任天堂、SRDを子会社化。ゼルダの伝説やマリオ、あつ森など多数の開発に参加

　任天堂がプレスリリースを出しています。

　出されているプレスリリースは、SRDを子会社化するというものです。

任天堂、SRDを子会社化

　任天堂が子会社を追加することを発表しました。

　新たに追加される子会社は、「株式会社SRD」です。

　株式会社SRDは、「諸条件が充足されることを条件」にして、2022年4月1日に任天堂の子会社になります。

　今回の子会社化は、SRDが保有する自己株式を除き、全ての株式を任天堂が取得する形で行われます。

多数の開発に参加

　株式会社SRDは、ぶっちゃけ「聞いたことがない企業」だという人も多いと思われます。

　ただ、この企業が関係したゲームを遊んだことがないという人はほとんどいないぐらい、SRDは多数の任天堂作品の開発に関わっています。

　また、株式会社SRDの歴史は古く、ファミコン時代の「ドンキーコング」や「スーパーマリオブラザーズ」などから始まり、歴代の「ゼルダの伝説」シリーズや、最近だと「あつ森」など、数々のソフトの開発に参加しています。

　さらに、株式会社SRDの京都営業所は、任天堂の開発棟の中に存在します。

　よって、元々任天堂の子会社のような立ち位置で仕事をしていた企業なので、今回の任天堂の子会社化は、マイクロソフトなどが行っている企業買収などとは全然性質の異なるものになっています。

　そして、任天堂は、実質、これまでと何かが大きく変わるわけではないので、今回の子会社化が業績に与える影響は「軽微」だとしています。

　ただ、今後、株式会社SRDの従業員数は増やしやすくなったと思われるので、任天堂ソフトの開発力の強化は期待できるかもしれません。

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