ニンテンドースイッチについて、1つ話題が出ています。
話題は、有機EL版が中国でも発売されているというものです。
スイッチ有機EL、中国でも発売
任天堂は、2021年10月8日に、「Nintendo Switch (有機ELモデル)」というニンテンドースイッチの新型を発売しています。
このスイッチの有機EL版は、本体のディスプレイが液晶から有機ELに変更され、画面の美しさがアップしたことが最大の特徴になっています。
今回、この有機ELになった新型スイッチ本体が、中国でも発売されています。
「Nintendo Switch (有機ELモデル)」は、中国で2022年1月11日に2599元で発売となっています。
価格は日本円だと約47000円です。
これは、日本での販売価格である約38000円よりも高くなっています。
ただ、元々、ニンテンドースイッチの中国での販売価格は高いので、中国での通常版スイッチ本体との価格差は日本と同じぐらいで、この本体が特別高いわけではありません。
テンセントの正規版
ニンテンドースイッチは、中国でも遊ばれています。
ただ、普及台数など、その実態は不明な部分が多くなっており、以前から、日本などで販売されている商品を輸入して中国国内で販売している業者によって普及が図られていると言われています。
このため、「Nintendo Switch (有機ELモデル)」も、今回の発売前に、既に中国国内で出回っていたかもしれません。
しかし、今回中国で発売となった有機EL版スイッチは、任天堂と正式に提携しているテンセントが発売する中国向けの正規版です。
この正規版は、勝手に輸入して販売されている本体と異なり、ネット接続が普通(中国仕様の"普通")に行えるようになっており、テンセントが運営しているオンライン関係のサービスを利用できます。
また、テンセントがリリースしている、中国で人気の「WeChat」というメッセンジャーアプリとの連携も出来るようになっています。
よって、微妙にカスタマイズされたニンテンドースイッチ有機EL本体が、今回、中国で発売されたということです。
なお、ニンテンドースイッチ本体は、世界的な半導体不足の影響で、現在、生産状況が厳しいとも言われています。
しかし、日本国内の品薄も解消されており、また、今回、中国でも普通に有機EL版本体を発売できているということは、生産状況の厳しさはそれほど深刻ではないとも言えるかもしれません。
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