ニンテンドースイッチ「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」について、桜井政博氏がファミ通でコメントしています。
今回は、スマッシュボール杯の大会について感想を述べています。
スマブラ スペシャル、優勝候補が負け無名が勝つ
「スマブラ スペシャル」は、少し前まで、東と西に分けた「スマッシュボール杯」という公式の国内大会が実施されていました。
この大会は既に終了し、優勝者が決まっていますが、桜井政博氏が感想を綴っています。
これによると、今回の大会は、優勝候補と目されていた、しゅーとん選手と、ザクレイ選手が負け、「それまで無名のプレイヤー」が優勝するという結果になったとのことです。
\大乱闘スマッシュブラザーズ東京大会・一般部門/
— 日刊eスポーツ (@nikkan_esports) 2018年11月4日
大乱闘スマッシュブラザーズ東京大会の一般部門は「こんぶ」選手が優勝です
インタビューでは「こんな舞台に上がれると思っていなかった。夢みたいです」と喜びをかみしめました。
おめでとうございます#NintendoLive #スマブラ pic.twitter.com/fXNBXHynzk
しゅーとん選手とザクレイ選手は、以前から強いと有名な国内プレイヤーでした。
しかし、今回の優勝者は無名であり、上のように、「スマブラ スペシャル」の発売前の大会で「突如優勝」し、どんどん力をつけて「謎の粘り」を見せ、ついに発売後の大会で優勝したとされています。
「突如優勝」や「謎の粘り」と書くあたりが桜井節が出ている評価になっていますが、桜井氏は、今回の大会が無名プレイヤーの勝利となったことについて、スマブラは、腕と成長があれば、いつでも誰でも王者を狙え得る(ゲームになっているという)証明になったかもしれないと感想を述べています。
王者を狙え得る証明に
ニンテンドースイッチ「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」の公式大会の結果について、桜井氏がこのような感想を持っているのには、理由があります。
それは、このゲームは、強い人はどのようなルールでも強いというのが基本ではあるものの、他の対戦格闘ゲームなどと比べると、今回の大会も「アイテムあり」で実施されているように、アイテムの運次第で何が起こるか分からないという仕様が入っているからです。
スマブラのニンテンドースイッチ版だけがそうだというわけではなく、桜井氏が前々からコメントしている部分ではありますが、スマブラは、強い人がそれを実感できる部分と、運やランダム要素により、無名でも有名プレイヤーに勝ってしまうという、カジュアルな部分の共存のようなものを大事にして作っているということになっています。
なお、スマブラは、元々、ガチな対戦格闘ゲームに対するアンチテーゼのような部分もあるので、運だけで勝てないのは当然なものの、純粋に強いだけでも勝てないかもしれないという、微妙なラインで今後も公式大会が実施されると思われます。
実際、今回行われた大会のルールなどについては、桜井氏が直接意見を出していたことも明らかにされています。
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コメント
ケンコバがへんないじり方するからザクレイ緊張しちゃったのかも(笑)世界大会はぜひぜひ頑張って欲しい。
桜井のお墨付きで有名選手よりそこらの無名のほうが実力的に強いとか言われてて草
アイテムなし終点での強さこそ本物の実力だと勘違いしてる雑魚のなんと多いこと…
観てる方もくださいアイテム有りでわちゃわちゃしている方が楽しい
藤井聡太って名前かと思った
ガチ勝負したいプロゲーマーはほかの格闘ゲームやればいいわけだしね
ただのゲーム好きの素人でも運がよければ勝てるのは面白い
ただ運要素を強くしただけじゃ運ゲー言われちゃうし、
バランス調整がキャラ数いる割に出来てるから、
あらためて贅沢なゲームだと思うわ
>桜井のお墨付き
いや、桜井はeスポーツ批判してたこともあったし
前からプロゲーマー()側の人間っぽいぞ
陰キャ素人でもプロに勝てるように応援する側
これはすごい。ランダム性があるとしても、もちろんトップクラス以上の技量は必要だけど、それでも格ゲーの世界で番狂わせを行う土台を作るのはプレイヤー的にもシステム的にも並大抵の事じゃない