スプラトゥーンについて、ゲーム開発者向けのイベント「Game Developers Conference 2018」で講演が行われています。
この中で、ヨッシーやマリオでプレイする画像が公開されています。
スプラトゥーン、開発秘話
スプラトゥーンの「Game Developers Conference 2018」の講演は、このゲームがイカにして作られたのかという内容で、開発秘話が語られています。
今作は、今流行りのシューターのゲームを作ろうという単純な発想で開発が始まったわけではなく、現在の形に決まるまで、様々な試行錯誤があったことが述べられています。
試行錯誤の段階では、白黒のインクを塗り合うという、プロトタイプも作られています。
そして、この段階では、まだキャラクターも作られていなかったので、四角の物体がバトルをするというものであったことなども明らかにされています。
ちなみに、他のゲーム作品でも、このようなエピソードが存在しますが、この時点では、四角の物体は「豆腐」と呼ばれていたそうです。
この豆腐でバトルをする様子が少し分かる、プロトタイプのプレイ動画はこちら。
ヨッシーやマリオ案
スプラトゥーンの開発においては、ゲームの基本システムとして、インクを塗る、撃ちあうということが決まった後、このゲームのプレイアブルなキャラクターをどうするのかという部分が、かなり難しかったということも述べられています。
これは以前に明らかにされていた内容ではありますが、最初は、上のようなデザインのウサギがバトルをするという案もあったそうです。
また、このようなウサギなどの新規キャラクターを使う案以外に、任天堂の既存のキャラクターを使う案もあったそうで、ヨッシーやマリオがスプラトゥーン世界に登場している画像も、今回の講演で公開されています。
このヨッシーやマリオが登場しているスプラトゥーン画像は、ヨッシーは開発途中の「デカライン高架下」、マリオは開発途中の「ヒラメが丘団地」のステージでプレイしている様子かもしれません。
ちなみに、今作のキャラクターをマリオにする案があったというのは、以前にもコメントされており、これも選択肢の1つだったと明らかにされています。
ただ、よく言われる、「マリオサンシャイン」のポンプを使って水を放射するアクションが、その考えの元になっていたわけではなく、そのシステムは完全に忘れており、単に任天堂のキャラを使うならマリオというぐらいの案だったようです。
そして、このように、キャラクターをどうするのか、試行錯誤が繰り返されながら、イカ型と人型を切り替えてバトルをする、現在の形に決定するということになっています。
ちなみに、今回の「Game Developers Conference 2018」の講演は、「社長が訊く『Splatoon(スプラトゥーン)』」で、今作の開発スタッフによってコメントされていた内容と大体同じです。
なぜ今作のプレイキャラはイカなのかの部分などを、もっと詳しく知りたいならば、これを読めば「スプラトゥーン」が出来るまでの話はよく分かると思います。
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コメント
イカセンプクはまさしく「アイディアとは複数の問題を同時に解決するもの」を実現した要素だからなぁ