ニンテンドースイッチ「スプラトゥーン2」に、ガチアサリがいよいよ追加されるということで、そのルールと勝ち方のポイントをご紹介しておきましょう。
どちらも、ガチアサリ導入前にツイッターで出されている公式情報と、ファミ通の任天堂の開発スタッフのコメントに、実際のプレイを少し加味したものので、基本の確認にどうぞ。
スプラトゥーン2、ガチアサリのルール
「スプラトゥーン2」のガチアサリの基本的なルールをまとめておきます。
まず、ガチアサリの基本ルールは、ステージに落ちている「アサリ」を集め、ゴールに多く入れた方が勝ちというものです。
ノックアウトのコールドゲームもあり、ガチアサリの場合は、どちらかのチームが先に「100カウント(100点)を稼いだ」状態になったときです。
この状態にならない場合は、試合時間終了時のカウント(得点)が多い方が勝ちとなります。
アサリとガチアサリの集め方
アサリは、各ステージの至る所に湧いているので、その上を通るだけで集めることが出来ます。
集めたアサリは、プレイヤーの後ろに連なり、最大で9個まで背後に引っ付いて来るような状態になります。
そして、アサリを10個集めると「ガチアサリ」というものに変化します。
ガチアサリルールでは、このガチアサリ形成を目指すということが大きなポイントになっています。
ゴールに入れる
アサリやガチアサリは、集めただけでは意味がなく、ゴールに入れることで得点になります。
ゴールの場所は各ステージによって異なりますが、相手陣地の近くにあるというのが共通のポイントです。
ゴールは、初期状態は「アサリバリア」というもので保護されています。
このバリアは、アサリを10個集めて作ったガチアサリを、Aボタン(またはLボタン)で投げつけて壊すことが出来ます。
バリアを壊せば、ゴールに、ガチアサリやアサリを入れることが出来るようになるので、この「チャンスタイム」の間に、次々とアサリを入れていくことになります。
そして、これを繰り返し、制限時間内に相手よりも多くの得点を稼ぐというのが、ガチアサリの基本ルールです。
ガチアサリの得点、カウントの計算式
ガチアサリの得点=カウント=ポイントの計算式もご紹介しておきます。
ガチアサリ、アサリの得点
得点は、ガチアサリ1個が20ポイント、アサリ1個が3ポイントです。
ガチアサリは、「ゴールのバリアを破る」、「破られているゴールに入れる」のどちらでも20ポイントゲットできます。
ただし、初回のバリアを破るとき以外は、通常はペナルティーが発生しているので、ガチアサリでバリアを破っても、「20ポイント得られていない」状態に見えることがあります。
ペナルティーは、上の画像で言えば、「+10」と「+16」と表示されているものです。
ガチアサリやアサリをゴールに入れたときの得点は、まず、このペナルティー分から引かれていくことになります。
例えば、上記の「+10」と「+16」の状態で、緑チームがガチアサリでゴールのバリアを破ったとします。
通常、ガチアサリの得点は20ポイントですが、ここではペナルティーが発生しているため、20ポイントからペナルティーの10ポイント分だけ引かれて、10ポイントの得点が得られるということになります。
そして、ゴールのバリアを破っている状態で、他のガチアサリを入れると、本来の20ポイントの得点が得られるようになります。
ペナルティーの計算式
ペナルティーがいくつ発生するのかという計算式もご紹介しておきます。
まず、ペナルティーは、ゴールのバリアが元に戻ったときに発生します。
いくつのペナルティーが発生するかは、「バリアが戻るまでに得たポイント÷2」で計算できます。
つまり、ガチアサリでバリアを破って、ゴールを決めただけの場合は、20ポイントが得られているので、ペナルティーは+10ということになります。
その他の例を挙げておくと、ガチアサリでバリアを破る+その後のチャンスタイム中にアサリを2個入れる = 20ポイント+6ポイントを2で割り、13ポイントのペナルティーが発生するということになります。
よく、「ガチアサリのポイントは初回だけ20ポイント」などと勘違いして言われているのは、通常は、初回はガチアサリ単品のゴールで終わり、+10のペナルティーがその後に発生していることが多いからということになっています。
ガチアサリの画面の見方
ガチアサリの画面の見方を覚えておきましょう。
まず、上の画像で、「のこり70」や「のこり100」と書かれてあるのが「カウント」(得点)になります。
ガチアサリでは、これが0、つまり100カウント消化すれば勝ちとなります。
よって、優勢な方はカウントが少ない方となり、この場合は黄色の70が試合をリードしています。
「のこり70」と「のこり100」の間にある表示は、「チャンスタイム」の表示です。
これが表示されている間は、ゴールのバリアが破られている状態になっているので、急いでアサリを入れに行くということになります。
上の画像の左右の「1」と「12」は、現在、そのチームのプレイヤーが所持しているアサリの数です。
この場合、黄色チームは1、青チームは12のアサリを持っているということになります。
また、上の画像の「1」の数字が「・・・・・・」で繋がっている場合は、チャンスタイム中であり、その数だけゴールに入れることが出来る「可能性」があることを示しています。
ちなみに、「1」と「12」は、「現在持っているアサリの数」なので、プレイヤーの背後に連なっているアサリの数を表します。
得点になる前のアサリの数なので、チームの勝ち負け状態を表しているわけではありません。
どちらが劣勢なのか、優勢なのかは、前述の「のこり70」と「のこり100」のカウントで判断します。
ただ、この「現在持っているアサリの数」が多いと、一気に逆転される可能性もあるということです。
なお、ガチアサリ1個はアサリ10個でカウントされています。
ガチアサリの勝ち方のポイント
ガチアサリの勝ち方のポイントです。
塗りも重要
ガチアサリの勝ち方のポイントの1つは、アサリを見つけやすくするためには、塗りも重要になっているという部分です。
アサリは、ステージをインクで塗らなくても出現しますが、自分の色に塗っている場合は「見つけやすくなる」そうです。
この「見つけやすくなる」というのが、視覚的な話なのか、出現率も指しているのかは、今のところ不明ですが、とりあえず、ステージ内の塗りの面積を広げることには十分意味があるそうです。
視覚的な部分で言えば、自分のカラーに塗ってある場所に湧いているアサリは、緑などの色マークが付き、遠くからでも確認が容易になります。
ちなみに、各ステージでアサリが湧く総数のようなものは設定されておらず、試合時間内に次々と湧く仕様になっているとのことです。
また、アサリは、地面に落ちているものを拾うだけではなく、相手を倒して、持っているものを分離させて奪うことも可能です。
ただし、ガチアサリ状態になっているものは、相手を倒しても奪えません。
ガチアサリ状態で倒された場合は、その場にしばらくの間、残ることになるので、状況にもよりますが、仲間のプレイヤーが急いで回収するといいでしょう。
なお、ゲットしたアサリは、プレイヤーの背後に連なるので、数多く持っているとかなり目立ちます。
この状態は、イカ潜伏で隠すことが可能なので、隠しやすくするためにも、前述のステージの塗りが重要ということになります。
ただ、ガチアサリ状態になると、イカ潜伏では隠せず、相手から丸見えになるので、ガチアサリにするタイミングなどを計るのが、上手い下手に繋がってくる1つのポイントにもなるでしょう。
また、アサリを持っているだけではゴールのバリアは破壊出来ないので、自分が率先して取るのではなく、ガチアサリに出来そうな他のプレイヤーが近くにいる場合は、そのプレイヤーにゲットを譲り、まず先にゴールを破壊してもらうことを優先するというような判断も重要です。
ルートとタイミング
アサリやガチアサリを入れることが出来るゴールは、各ステージによって位置が異なります。
このため、まず最初に「さんぽ」で、このゴールの位置を把握しておくことが非常に重要です。
アサリの出現ポイントも、さんぽで確認可能なので、スタートして、まずどのアサリをゲットするかも何パターンか考えておくといいでしょう。
また、自軍に近い、相手側のゴールの位置も同様に確認しておきます。
そして、自分がゴールを目指すときの最短ルートや、相手に見つからなさそうな最短ルート、あるいは、相手側がゴールを決めているときに阻止しに行くために引き返すルートなどを予め頭に入れておくといいでしょう。
このあたりは、ガチホコの勝ち方と似た感じにもなっています。
ただ、ガチアサリの場合は、アサリを入れやすいポイントというものが自然とあり、ガチホコと異なり、そこでアサリを入れるためにプレイヤーが立ち止まることになるので、「その場所をどうやって制圧するか」がポイントになると開発者はコメントしています。
また、「アサリバリア」を壊した後のチャンスタイムに、いかに多くアサリを入れるかがポイントなので、このときに、空気を読んで他のプレイヤーがアサリを持って集まれるかも大きなポイントになるようです。
ちなみに、このチャンスタイムは、アサリやガチアサリを入れると延長していきます。
なお、アサリをゴールに入れようと考えるのは相手側も同じです。
このため、相手がゴールをしようとしているのならば、そもそもこのタイミングでは、ステージ内でアサリを集めて自軍のゴールを目指すのではなく、相手のゴールを阻止して、そこで相手のアサリを奪ってから自軍のゴールを目指すというような、攻撃に出るときなのか、守備に回るときなのかという判断も重要です。
ただ、ガチホコと異なり、1回ゴールされただけでは勝負は決まらないので、いちいち守りばかりを気にしていては勝てない状況にもなって来るので、そこをどう判断するのかという部分が、今後プレイヤーによって研究されていくのだと思われます。
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