スプラトゥーン2、ソーラン節の踊りをダメージ状態で再現する天才の発想が話題

　ニンテンドースイッチ「スプラトゥーン2」の話題を1つご紹介しておきます。

　話題は、ソーラン節をダメージ状態で再現する天才の発想というものです。

スプラ2、ソーラン節

　「スプラトゥーン2」は、他のTPSやFPSゲームと異なり、ステージを塗るという独自の仕様が存在します。

　ステージの塗られた部分は、自分のチームの色の場合は、その上を移動しやすくなるというメリットが発生します。

　逆に、相手チームのインクで塗られた部分は、その上にいるとダメージを受ける状態になります。

　この相手のインクによるダメージは、「スプラトゥーン2」の対戦中、あまりじっくり見ることはないと思いますが、ずっと相手インク上に留まると、イカたちが苦しそうに体を左右に振るような状態になります。

　今回、このイカたちのダメージ状態を利用した作品が作られています。

　それは、「スプラトゥーン2」でソーラン節を踊ってみたという、上のような動画です。

　この動画は、前述の相手インクによるダメージ状態のイカたちの動きが、ソーラン節の踊りの動きに似ているとして作られたものです。

　つまり、改造などなしに、「スプラトゥーン2」のゲーム内の動きだけで再現されたものになっています。

　実際にソーラン節の踊りと比べてみると、足を動かさずに上半身を左右に振るような踊りが、「スプラトゥーン2」のダメージ状態に似ています。

　そして、言われてみると似ていると分かるものの、なかなかこの発想には至らないので、今回の再現は、天才の発想だとも話題になっています。

　ちなみに、今回の動画は、ソーラン節が似合いそうな和風の「ムツゴ楼」のステージで撮影を行っているのもポイントが高いところです。

　また、プライベートマッチで、フェスの状態にして、お祭り感が出されているところもいい感じになっています。

　さらに、アタマの「鉢巻き」などはもちろん、ブキを「デュアルスイーパー」にすることで、ソーラン節の踊りのように、両腕を伸ばしているようなシルエットも出来上がっています。

　よって、今回の「スプラトゥーン2」のソーラン節の動画は、単に似ているとして投稿されたものではなく、細かな部分にもこだわり、作品としての完成度が高いところも高評価なポイントになっていると思われます。

　なお、このような曲や踊りは、正確に言えば、ソーラン節をアップテンポにアレンジした「南中ソーラン」というものになるようです。