ニンテンドースイッチ「スプラトゥーン2」の話題が、1つ出ています。
話題は、特許を出願中のマップ技術というものです。
スプラ2、マップの特許
任天堂が新たな特許を出願していることが明らかになっています。
この特許は、マップに関連するものであり、マップの中でも、いわゆる「ミニマップ」をイメージするといいかもしれません。
今回のマップの特許は、複数の要素から構成されており、全体像をざっくり言えば、プレイヤーの認識を向上させる部分に焦点が当てられています。
そして、例として、「スプラトゥーン2」に採用されているマップが示されています。
「スプラトゥーン2」のバトル中にXボタンで見れるマップは、技術的にかなり凝ったものになっています。
それは、まず、モーションコントロールするとよく分かりますが、平面マップではなく、立体的な構造になっているという部分です。
また、例えば、「デボン海洋博物館」のステージは、上のガラス張りの部分と、下の普通のフロアの部分の両方を移動できます。
このとき、プレイヤーがいる場所をマップで示す場合、普通の平面マップだと、上の部分にいるのか、下の部分のいるのか、イマイチ分からない状態になることがあるかもしれません。
今回の資料によると、プレイヤーのマップ認識を向上させる1要素として、こういった同じ位置の「上」にいるのか、「下」にいるのかという部分の分かりやすい表示が、特許に値するとされています。
そして、その表示の技術的な処理に関して特許が出願されています。
ちなみに、この技術により、「スプラトゥーン2」のマップのプレイヤーの位置は、上にいる場合と、
下にいる場合で表示が異なるようになっています。
3作目でも継続する感じに
任天堂が出願中のマップに関する特許は、「スプラトゥーン3」用の新たなものだということも一部で伝えられていますが、それは間違いです。
今回、出願されている特許は、「スプラトゥーン2」で既に採用されている技術を含んだものです。
むしろ、特許まで出願して来ているので、スプラトゥーンの3作目は、全く新しい仕様のマップが登場して来るのではなく、2作目のものが継続する感じだと言えるかもしれません。
また、「スプラトゥーン3」は、完全新作なので、マップ廃止などの大幅リニューアルの可能性もありましたが、そういうことはなく、多少の改善などは入るでしょうが、基本的には2作目と同じような仕組みのマップが登場して来るとも言えるかもしれません。
なお、今回の任天堂の特許は、一部で伝えられているような「スプラトゥーン3」用のものでは全くありませんが、「スプラトゥーン2」専用のものということでもありません。
今回の話は、「スプラトゥーン2」で実現した技術などを、一般的なゲーム処理技術として、任天堂が特許出願しているというものになります。
このため、今後、任天堂の他のゲームでも似たような仕組みが採用される可能性があります。
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