スプラトゥーン3、BOTがBANされていないことが確認される。勝率5割に調整の仕様も？

　ニンテンドースイッチ「スプラトゥーン3」について、1つ話題が出ています。

　話題は、BOTがBANされていないことが確認されているというものです。

スプラ3、BOTはBANされていない

　「スプラトゥーン3」には、かなり強力な改造対策が入っています。

　このため、オンラインの普通の対戦モードでチートや改造を行ってプレイできる人は全世界でもかなり限られています。

　また、オンラインの普通の対戦モードでチートや改造プレイが出来たとしても、すぐに発覚するような仕様も入っているので、チーターの寿命は1日だけなど、非常に短くなっています。

　一方、「スプラトゥーン3」は、自動的なプレイを行う「BOT」の対策が十分ではないようです。

　それは、BOTでBANされずにランク999まで上げたという人が出現したからです。

　この人によると、「スプラトゥーン3」のナワバリバトルで「マクロ」を実行して自動的に塗る動作を行うBOTプレイで、ランク999まで上げることが出来たそうです。

　掛かった時間は、276日、15100時間以上となっています。

　ただ、この時間は、15100を276で割ると54.7ぐらいになることからも分かるように、ニンテンドースイッチのプレイ時間の計測（表示）にはバグがあるので正確な値ではないようです。

　実際には、1日4時間や5時間などであり、24時間ずっと「スプラトゥーン3」を起動して自動化していたわけではないようです。

　ちなみに、この人によると、自分以外にも「スプラトゥーン3」のBOTプレイを行っている人は何人か確認しているそうです。

勝率5割に調整の仕様も？

　ニンテンドースイッチ「スプラトゥーン3」のBOTがBANされていないことについては、このBOTを動かしていた人が各ステージの勝率を公開していたこともあり、別の問題も少し話題になっています。

　それは、「バトルの勝率を5割に調整"しようとする"仕様」が確認されたのではないかというものです。

　「スプラトゥーン3」の「バトルの勝率を5割に調整"しようとする"仕様」については、「5割マッチ」などとも言われ、以前からプレイヤーの間で噂されているものです。

　ただ、これはマッチメイクのサーバー側の仕様であり、解析で分かるようなシステムではないので、存在するのかしないのかは証明されていません。

　しかし、今回、BOTを動かしていた人が、ナワバリバトルの全ステージの勝率が4割前後になっていたことを明らかにしています。

　これは、キルは行わず、スペシャルも使わない、ただ単にインクを発射し、しばらく経ったら味方にスーパージャンプしてインクを発射するだけのBOTプレイヤーの勝率としては高すぎるとも言えるものです。

　つまり、反撃せず、簡単にキルされる、どう考えても地雷なプレイヤー（BOT）が1人いるチームでも4割ぐらい勝てているということは、以前から噂されているように、負け続けるとチームの味方が強くなり、勝ち続けるとチームの味方が弱くなることで、負け続けることも勝ち続けることもあまり発生しなくなり、最終的にバトルの勝率が5割前後になるような調整の仕様が入っているのではないかとも考えられるということです。

　よって、これまではその存在の「証拠」はなかなか出せなかった部分ではありますが、これ以上ないぐらいのBOTによる長時間プレイの検証データにより、バトルは勝率5割になるように調整する仕様（＝直近50試合の勝ち数が増えると格下の味方が自分のチームにやって来る、負け数が増えると格上の味方が自分のチームにやって来る仕様）が入っているとも言えそうです。

　あるいは、バンカラマッチなどは同じメンバーで連戦できるので、味方にやって来るのではなく、単純に、相手に格上、格下がやって来るという仕様になっているかもしれません。

　いずれにしても、キルしないBOTでも4割も勝てていることから、「スプラトゥーン3」のマッチメイクには勝率が極端にならないように調整しようとするような何らかの仕様が噂通り入っていそうです。