ニンテンドースイッチ「スプラトゥーン3」の話題を1つご紹介しておきます。
話題は、特許で負荷の少ない描画が出来ているかもしれないというものです。
スプラトゥーン3、特許の描画
「スプラトゥーン3」は、ニンテンドースイッチで2作品発売されています。
ただ、この2作は、物理演算エンジンやネットワークシステムが異なるなど、同じハードで発売された作品でありながら3作目は完全に作り直したと言えるようなものになっています。
このため、「スプラトゥーン3」は、2作目ではちゃんと出来ていたのに3作目でバグっているなどの現象が大量に発生していました。
今回、「スプラトゥーン」の3作目で新たに採用したかもしれない任天堂の技術が、最近公開された特許資料から1つ明らかになっています。
それは、「透明感を有するオブジェクトの表現を、低い処理負荷で可能とする画像処理プログラム」というものです。
この特許は、通常は高負荷になりがちな半透明などの表現を、これまでよりも低負荷で実現する技術です。
これにより、ニンテンドースイッチの通常の描画性能を少し超えるような綺麗な表現が出来るようになります。
そして、この特許の発明者として、任天堂の上田和英氏の名前が記されています。
上田和英氏は任天堂の会社案内のページで、「スプラトゥーン」の1作目や2作目でインクを綺麗に見せる研究などを行っていることが紹介されています。
よって、「スプラトゥーン3」には、この任天堂の技術力が発揮され、特許で通常よりも負荷の少ない形で綺麗な描画が出来ているかもしれません。
ちなみに、「透明感を有するオブジェクトの表現を、低い処理負荷で可能とする画像処理プログラム」というのは、汎用性が高いプログラムだと言えます。
このため、今回の特許関連の技術は、「スプラトゥーン3」だけではなく、任天堂の他のゲームにも使用されているかもしれません。
実際、今回の特許ではもう1人の発明者として、任天堂の宮城暁志氏の名前も出ています。
宮城暁志氏は、過去、「ゼルダの伝説」シリーズの開発にも関わっているので、このような処理技術はゼルダの新作などにも採用されているかもしれません。
コメント
スプラはWii Uのころからグラフィックきれいだと思う
スプラトゥーンの表現力ってすごいよなぁ。GCのマリオサンシャインの頃からプレイヤーが触れる液体を動的に見せる事にこだわってると思う。
今改めて3→2→1とプレイしてみると綺麗になっているのがよく実感できますね。
特に2と3は同じハードなのに結構違ってびっくり。
feやゼノブレもそうですけど同一ハードでグラフィック向上させてるの凄いです
いや、普通は同じゲーム機で開発する事で経験値が溜まっていってそのゲーム機のクセとか効率的な性能の引き出し方を会得していくのだから良くなっていくのは当たり前
悪くなるとしたら前作の売上が悪くて予算が減らされて作り込めないとかそういう事情
任天堂は限られたスペックで綺麗に魅せるのが昔から上手いんよな。マリオギャラクシーの鏡面反射とか透明オブジェクトの描写とか、SD画質のハードでありながらHDハードのグラフィック表現に片足突っ込んでたと思う。
2が1よりインク感がダメダメだった理由が分かったのと同時に、3がバグだらけな理由の一端が垣間見える
いや、そんなことよりグレートバリア展開し終わってるのにキルされる現象なんとかしてくれや
なおラグは酷い
サモランの処理落ちも何とかして
>>2023 年 01 月 30 日 15:38
アセットを使いまわせるし、システムも同じでいけるんならそのままリリースしてもいいわけで。
向上して当たり前っていうのは違うと思うぞ。
記事の様なオブジェクト表示レベルのトリッキーなやり方は自社ハードを使う任天堂ならではだと思う。
へー作り直したんだー
それなら不具合とか多少あってもしょうがないよね!
みんなで我慢しよう!
ってこと?
金払ってんのよ
そんなすごい技術見て!じゃなくて遊べるように提供するのが先決だろうに。
こんなの特許勝手に取ってるの?
Eyeシェーダやアイスシェーダとか視差でブレンドなんていくらでもあるのに
ふざけすぎじゃね?