任天堂の「Nintendo Switch Sports」について、話題が出ています。
話題は、ロボット登場の案など試行錯誤の期間が長い作品だったと判明しているというものです。
スイッチスポーツ、試行錯誤
「Nintendo Switch Sports」は、今後行われる予定の「ゴルフ」の追加を考慮しても、ボリュームが不足しているという声が多く出ています。
このボリューム不足は、任天堂のメジャーなシリーズ作品の発売も大体一巡し、次のニンテンドースイッチソフトの発売ラインナップを考える中で、急遽、Wiiスポーツの復活を考えたため、1年ぐらいの開発で出て来た作品だからではないかというような推測も一部でありました。
しかし、スイッチスポーツは、そのような短期間で作った作品ではなく、ニンテンドースイッチの発売からしばらくしてスタートさせた非常に開発期間の長い作品になっていることが、開発スタッフインタビューで明らかになっています。
つまり、2017年3月にニンテンドースイッチが発売されているので、2022年4月発売の今作は、開発に5年ぐらい掛かっている超大作であるということです。
なぜこれほどまで時間が掛かったのかについては、当初は、「とにかく新しく見えるもの、昔と違うものを作ろう」という意識が強すぎて、「コントローラーを振らなくても遊べる」というような作品になってしまっていたからだとされています。
これは、モーションコントロールのスポーツゲームとしては完全な「迷走」であり、Wiiスポーツの良さを失いかけていると気づいた頃には「年単位で時間が経っていた」とのことです。
よって、スイッチスポーツは、試行錯誤の期間が長く、実質、作り直しが行われた作品になっているようです。
ロボット登場の案なども
スイッチスポーツの試行錯誤は、モーションコントロールしないでも遊べるという迷走の他に、キャラクターについても発生していたそうです。
今作は、Wiiスポーツシリーズの新作ですが、「過去作の単純な移植や、リメイクにはしたくなかった」、「どうしたら新しく見えるか」というこだわりがあったので、その登場キャラクターについてもいくつか試行錯誤したとのことです。
その中には、大学対抗スポーツのようなイメージで、上のような「学生キャラ」が作られたこともあったそうです。
また、「プレイヤーがロボットに乗ってスポーツをする」というような案もあったことが明らかにされています。
しかし、これだと、モーションコントロールのスポーツゲームではなく、「ロボットを操作する」ゲームになってしまいます。
また、例えばボウリングだと、プレイヤーがテレビの前で操作を行い、その後、乗ってるキャラクターがロボットを動かして、やっとロボットがボールを投げるというような処理になるので、楽しさが感じられなかったそうです。
そして、最終的に、製品版のような人型のキャラクターが採用された形になっています。
ちなみに、スイッチスポーツのキャラクターをMiiにしなかったのは、Miiは腕の部分がちゃんと描写されないので、ニンテンドースイッチの解像度だと違和感が出るということもあり、「スポーツメイツ」という新キャラが採用されたとのことです。
なお、スイッチスポーツの開発に時間が掛かったのは、競技やデザインの決定などの他に、そもそもニンテンドースイッチのジョイコンで、各スポーツのモーションコントロールを上手く処理するのが難しかったという部分もあるそうです。
ニンテンドースイッチのジョイコンは、Wiiリモコンの進化形のように言われることもあります。
しかし、Wiiリモコンの方がサイズ感があり、モーションコントロールのスポーツゲームの判定を行う場合は、ジョイコンよりも簡単だった部分もあるとのことです。
このため、過去作の技術的な処理が使い回しできず、ニンテンドースイッチのジョイコン用の調整にもかなり時間が掛かったそうです。
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コメント
これは時間かけ過ぎだな
結局Wiiスポの劣化版みたいなのしか作れてないし
リゾートのHDリメイクでよかった気がする
一部をオンラインに対応させてさ
リゾートがモーションコントロールゲームの到達点すぎてねえ
まぁちょっとコンテンツ部分での拡充が足りてないよね毎回
Wiiスポーツリゾートみたいな感じでいいのに
オンライン対応だと種目増やせなかった
インタビュー見るとゴルフの次も続々出る感じでは無さそうです
トレーニングモード追加されないかなあ