「他社がサードパーティーのサポートに数百億円費やすようだが、任天堂はどうするの?」、というような質問に対して、岩田社長がコメントしています。
岩田社長は、
「ソフトメーカーさんとの関係をどのように考えるか」についてですが、「自社で一定のソフトラインアップを作り得る、任天堂のようなソフト開発リソースがある会社が考えること」と、「そうでない会社さんが考えること」は違って当然ではないかと思います。
前社長の山内が最近亡くなりまして、改めて私は「山内から何を教わったか」ということをつくづく考えるのですが、「娯楽では、よそと同じことをするのが一番いかん」ということを教えてくれたのを非常に強くかみしめています。
「他社さんが何々しているから、任天堂も何々する」という思考は、任天堂が最も避けたいと思っている思考です。
ソフトメーカーさんとの協力関係を強化することについて、もちろん私は否定的ではありませんが、その方法論が他社さんと同じでは、結局値引き合戦であったり、お金の出し合いであったり、単純な価格競争的なアプローチになってしまい、結果的に際限なくそれが続いていくと思いますので、私たちはそこから一線を画して、その上でソフトメーカーさんと協力し合える関係をつくっていきたいと思います。
・・・ということをコメントし、お金の出し合い的な競争はしないことを明らかにしています。
なお、「他社がサードパーティーのサポートに数百億円費やす」ということについては、機関投資家またはメディアの人がそのように質問しているだけで、これが事実かどうかは不明です。
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コメント
WiiUだからこそ出来る遊びのあるソフトを作っていかないとね
そもそも、全世界のソフトメーカー<任天堂 の販売本数の現状、任天堂が他に合わせる理由がないからなぁ
その分「他社にお願いします」が出来なくて全部自分で解決しなくちゃいけない訳だけど
ゲームに限らないけど、闇雲にお金出しても面白い物は出来ないですからねえ
ましてや、人から貰えて回収しなくていい資金、が元手では緊迫感が無くなるし