Wii Uは、ゲームパッドがあるからこそ実現できるソフトの提案が今年の最優先課題

　Wii Uは、ゲームパッドがあるからこそ実現できるソフトの提案が今年の最優先課題であることが明らかにされています。

　これは任天堂の岩田社長が、決算説明会でコメントしているもので、「Wii Uをこれからどうするのか」ということについて説明しているものです。

　Wii Uについては、

　Wii U GamePad があるからこそ実現できるソフトタイトルを提案することを、今年の最優先課題に置きたいと思っています。
　これまで、テレビの周りに多人数が集まって楽しんでいただく際に、GamePadがあるからこそ実現できたソフトタイトルはすでにいくつか提案できたと考えていますが、テレビの前に一人でいるとき、GamePadがあるからこそ実現できたソフトタイトルとしては、まだ、決定打をお示しできていないと私達も自覚しておりますので、本件は、宮本の指揮する当社の内作開発部門の今年の最優先課題のひとつとして取り組んでいきます。

・・・ということがコメントされており、1人でもその楽しさが分かる、ゲームパッドがあるからこそ実現できるソフトが開発されているそうです。

　ちなみに、Wii Uについては、

　「Wii Uが旧機種のWiiとどう違い、アップグレードするメリットがどこにあるのか？」ということを多くのお客様にご理解いただくということがまだまだ実現できていないと認識しています。
　販売状況がこのような結果である以上、これは、私達自身の努力不足であると痛感しております。
　それどころか、「GamePadは旧機種のWiiの周辺機器」と誤解しておられるお客様さえ少なからずいらっしゃるようです。

・・・ということもコメントされていて、こういう問題も課題として取り組んでいくようです。

　なお、Wii Uの今後については、

　当然のことながら、収支のバランスを崩している今の任天堂が、単純に値下げで事態を打開するという選択肢はあり得ません。

・・・ということで、単純に値下げで販売数をアップさせる計画がないことも明らかにされています。

　情報元