任天堂の「WiiU」について、1つ話題が出ています。
話題は、アメリカでの調査で新品が約1年半ぶりに1台売れたというものです。
WiiU、約1年半ぶりに1台売れる
WiiUは、ニンテンドースイッチの前に販売されていた任天堂の据え置きハードです。
また、バーチャルボーイは任天堂的には周辺機器扱いなので、任天堂の家庭用ゲーム機の中で最も売れなかったハードとして知られています。
今回、この最も売れなかったハードのセールスについて、アメリカで1つ話題が出ています。
それは、WiiUの新品が約1年半ぶりに1台売れたというものです。
このデータは、北米の調査会社「Circana」(旧NPD)によるものです。
Circanaは、北米のゲームハードの販売台数などを主に業界関係者向けに提供していますが、2023年9月分のデータの中に、「WiiUの販売台数:1」というものがあったとのことです。
WiiUは、既に生産を終了しているので、通常は販売台数のデータが出て来ることはありません。
しかし、先月はなぜか1台の販売記録が出ており、これは2022年5月以来のことになっているそうです。
よって、これはWiiUの新品が約1年半ぶりに1台売れたということであり、WiiUの累計販売台数がプラス1される状態になったということです。
ちなみに、今回のデータについてはおかしいのではないかという意見も寄せられています。
しかし、「Circana」は北米のゲーム市場の97%をカバーしており、その内容は正確だとされています。
このため、今回のデータは、店の倉庫の奥などに眠っていた新品のWiiUが店頭に出されるなどして1台だけ売れたというようなものになっているそうです。
なお、このような生産終了のハードがたまに何台か売れる状態になることは稀にあるそうで、2021年11月にはPSVITAが3台売れたというデータもあったとのことです。
そして、今回は、「あのWiiU」が久しぶりに売れたということで話題になっている部分があります。
また、今回、WiiUが倉庫などから引っ張り出されたのは、ついにWiiUのオンラインサービスが終了するということで、在庫として残っているハードはなかったか改めて調べられたからではないかというような推測もあります。
ちなみに、こういった調査会社による家庭用ゲーム機の販売データは、転売的な業者による販売や個人間の販売などは対象外なので、フリマサイトなどでは新品のWiiUの取引は毎月何件かあると思われます。
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