ニンテンドースイッチ「ゼノブレイド3」の話題が1つ出ています。
話題は、笛を作っていたというものです。
ゼノブレイド3、笛を作る
「ゼノブレイド3」は、笛の音が特徴的な楽曲が採用されています。
この笛の音は、上の動画の「おくられる命」(A Life Sent On)の楽曲などで聴くことが出来ます。
「ゼノブレイド3」の楽曲に笛の音が採用されているのは、今作の主人公のノアとミオが「おくりびと」であり、笛を奏でて「送り出す」というようなキャラクターになっているからです。
今回、この「ゼノブレイド3」の楽曲で奏でられている笛は、既存の笛ではなく、今作用に作った笛であることが開発スタッフインタビューで明らかにされています。
「ゼノブレイド3」のために作った笛は、「篠笛」(しのぶえ)というものです。
篠笛とは、一般的にイメージする「THE 笛」のことであり、お祭りや和太鼓などと共に使用される笛です。
このため、篠笛の入手は比較的容易です。
ただ、篠笛は、1からオリジナルで作ると今までにない音が生み出せるそうです。
そして、唯一無二の音色が生み出せるということで、今作用に2種類の異なる笛を作ると決めたことが明らかにされています。
今までにない音の篠笛
ニンテンドースイッチ「ゼノブレイド3」用に作った笛は、ノアとミオが実際にゲーム内で使っている笛と同じデザインにしたとのことです。
このノアとミオの笛は、グラデーション部分も漆(うるし)で仕上げるなど、デザイン的にも高度なものになっているそうです。
また、ノアは大きめの笛で少し低い音、ミオは小さめの笛で少し高い音が出るようになっています。
そして、異なる2つのメロディーを融合させ、独自の音の表現に成功したとのことです。
ちなみに、「ゼノブレイド3」は、「おくりびと」が楽器を奏でて「送り出す」という設定はわりとすぐに決まったものの、何の楽器にするかについてはなかなか決まらなかったそうです。
その後、今作の音楽を担当している光田康典氏のアドバイスで、篠笛を使うことに決めたということが明らかにされています。
よって、光田康典氏は、単に「ゼノブレイド3」の音楽を依頼されて作っただけではなく、今作の「おくりびとの笛」という重要な設定にも関わっていたということになります。
また、篠笛を1からオリジナルで作った方がいいというアドバイスをしたのも光田康典氏になっています。
なお、「ゼノブレイド3」の楽曲は、ジングルのような短いものも含めて、ゲーム音楽としては大ボリュームの140曲くらいあるということも明らかにされています。
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コメント
いいもの作ろうっていう真剣さが伝わってよいね
笛まで作るとはな、こだわるねえw
唯一無二の音を出したいって気持ちが伝わってくるね。
漆塗りでグラデーションとか普通に難しそうだし、芸術作品としても価値ありそう。
ゼノブレイドはフィールドマップの作り込みもすごいが、この作り込む、ホンモノ志向がゼノブレイドを生み出したんやな。
音は重要な存在だからね。
ゲームやアニメ、映画の名作は効果音、音楽が優れているものが圧倒的に多い。
スターウォーズやドラクエ、ドラゴンボール、ポケモンといった作品は曲が良くなければあそこまで大ヒットしなかったと思う。