任天堂の「ゼルダの伝説 時のオカリナ」について、海外で1つ話題が出ています。
話題は、ワイドスクリーンにも対応する勝手移植版が完成したというものです。
ゼルダ時オカ、ワイドスクリーン
「ゼルダの伝説 時のオカリナ」は、1998年にニンテンドウ64で発売された作品です。
今作は、少し前に、「ゼルダの伝説 時のオカリナ、大丈夫だと豪語するファンメイドのPC版が公開予定」の記事でご紹介したように、海外ファンが勝手にPCで遊べる移植版を開発していました。
今回、この勝手移植版が完成し、ダウンロード出来る状態になることが案内されています。
「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の勝手移植版は、単にニンテンドウ64からPC向けに移植したものではなく、グラフィックの向上が図られています。
また、フレームレートの向上、ワイドスクリーンへの対応、キーボード又はコントローラーでのプレイへの対応なども含まれています。
このうち、コントローラーでのプレイは、振動やジャイロ操作への対応も含まれているとのことです。
「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の勝手移植版は、特にワイドスクリーンへの対応は、見た目のインパクトも凄く、楽しそうな雰囲気が出ています。
ただ、今作は、前述の記事でご紹介したように、趣味的に勝手にパソコン版を作ること自体は問題ないものの、作ったものをネットで配布するのは問題がある行為になっています。
一方、この勝手移植版は、単純にパソコン版として不特定多数に配布されるわけではありません。
今作は、特定の別のソフトを使用して、別途、自分で用意した製品版の正規ROMから今回の勝手移植版を出力する仕様になっているなど、「問題を回避」するための「仕掛け」が何段階か用意されています。
このため、前述の記事のように、作者は完全に強気であり、任天堂から文句を言われることはないという姿勢です。
よって、今回の作品は、ワイドスクリーンに対応するなど、「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の動作自体も話題ですが、このような方法による勝手移植版の配布だと、本当に任天堂は何も手出し出来ないのかという部分も注目となっています。
ちなみに、この作者は既に次の「プロジェクト」も進めており、現在は「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」を同様の方法で移植しようとしています。
つまり、任天堂側から言えば、「被害」が今後も続く見込みです。
コメント
ウルトラワイド適用時の見た目インパクトありすぎて笑ったわ
任天堂が何もしないって事はないだろうから動く瞬間が楽しみだし勝手に移植した人が逆ギレしてどんな言い訳するのかが楽しみ
正規ROMを使うって点でグレーゾーンに持っていくケースは常套手段ではあるが
こういうのってインターネットの隅っこで密かに楽しむものなんだよなあ…
なんかこういうの見てるとディズニー社の著作権が厳しい理由が分かるような気がする
PC版マリオ64と同じことをしているので、任天堂は何もしないだろうね。何故なら数年経ってるけど放置されてるからありとあらゆるゲームハードにマリオ64が移植されてる現状だ
どの道、一般にはできないからね、コレ。64版のマリオだって同じものあるけど、ぱっと見た感じデータの組み立てからやらんといかんから。普通の人間にはできません。プラモの部品は配布してるけど※作成には高度な技術が必要ですって感じで、俺もこれで時のオカリナができるぜ!ってものではない。
両津勘吉みたいなことしてんな
不満があるからいじるのは勝手だけど、公開しちゃうのはまずいよな
多分始めはあってもブログか動画upに留まるつもりだったんじゃないかな。
プロジェクトが進むにつれて色気を出したか、ネットで要望された結果、それを使命感みたいに勘違いしちゃったとか。
この手の奴って技術とかアイデアは楽しそうなのに、好きを超えてリスペクトがないから嫌い。
その点日本の同人も大差無いと思うけどね。今じゃ一大サブカルみたいなデカい面してるけど。