「ゼルダの伝説」のマイナスワールドというものが、海外で少し話題になっています。
このマイナスワールドは、6時間の改造の末に到達できたとされています。
ゼルダの伝説、マイナスワールド
ゼルダの伝説は、上のように、縦8面、横16面の全体マップになっています。
ただ、今作のゲームプログラムでは、実際には、縦16面、横16面までの処理を行うことが出来ます。
つまり、正規の全体マップと同じ8×16のマップが、もう1つ存在できる状態であるということです。
そこで、このもう1つの8×16のマップの部分に、何とか到達できないかと考えた人が海外にいます。
このもう1つの全体マップは、初代スーパーマリオのバクで、ステージ名が「マイナス表記」になる、通常とは異なるバグステージが存在し、また、処理的にもマイナス処理されていることから、マリオと同じく「マイナスワールド」と名付けられています。
6時間の改造の末に到達
初代スーパーマリオの「マイナスワールド」は、前述のようにバグ技を利用すれば誰でもアクセス可能です。
ただ、今回の「ゼルダの伝説」の場合は、そのような誰でも体験できるバグ技は発見できなかったようです。
そこで、ゲームを改造することで、ゼルダ版のマイナスワールドに到達しようとするチャンレンジが行われ、今回、これに成功したことが、上の動画で報告されています。
この挑戦者が、具体的にどのような改造でマイナスワールドにアクセス出来たのかは、今のところ明らかにされていません。
ただ、これを成功させるために、6時間も改造の試行錯誤を続けたことがコメントされています。
ちなみに、改造で利用した基本的な仕組みとしては、正規の縦8面とは異なる、もう1つの縦8面の方に、プレイヤーが万が一、移動してしまうことがあった場合に、それを無効化するという処理が存在するので、このコードを書き換えたというようなものになっているようです。
なお、初代スーパーマリオの「マイナスワールド」は、凄い発見をしたと称賛されているものですが、今回の「ゼルダの伝説」のマイナスワールドは、結局、最終手段である「改造」で無理やり出したものなので、「発見」と言えるかどうかは意見が分かれています。
また、「ゼルダの伝説」のマイナスワールドの冒険の様子は、前述の動画で見れますが、今回出された世界に、大発見と言えるようなものは特になかったようです。
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