ニンテンドースイッチ「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」について、1つ話題が出ています。
話題は、リンクの経験値やレベルっぽい「討伐ポイント」というものです。
以下、意図的に曖昧に書いているので、仕様の説明があるだけであり、ネタバレ要素はありません。
ゼルダティアキン、討伐ポイント
「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」は、オープンワールドのゲームです。
オープンワールドのゲームは、必ず含まれていなければならないということではないのですが、「普通は」決められた順番通りにクリアしなくてもよいというゲーム性になっていることが必要だとされています。
このため、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」も、コレとアレは必須というようなものはあるものの、プレイの進め方は人によって非常に大きく異なります。
一方、プレイの進め方がかなり自由になると、いきなり「最終目的地」のような場所まで行かれてしまうことにもなります。
この場合、「普通のゲーム」は、普通は強い状態になったプレイヤーがやって来る場所なので、その周辺の「敵」が強敵になっているなど、仮に強引に最終目的地に行ったとしても実質引き返すことを余儀なくされるような状態になっています。
しかし、前述のように、「オープンワールドのゲーム」は、「決められた順番通りにクリアしなくてもよい」という仕様であるべきです。
このため、ラスボス的なものは仕方がないとしても、何度も倒すその周辺にいる敵を強敵にして、最終目的地をプレイヤーが引き返すことを余儀なくされるというような状態にするのは間違ったゲーム設計になります。
また、弱い状態の敵を配置するのも、普通は強い状態になったプレイヤーがやって来る場所なので、間違ったゲーム設計だと言えます。
つまり、オープンワールドのゲームは、世界各地の敵の強さをどうするのかという問題が発生します。
この問題について、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」では、「討伐ポイント」というものを設定して調整していると言われています。
リンクの経験値やレベルっぽい
ニンテンドースイッチ「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」の「討伐ポイント」とは、リンクが敵を倒したときに得るポイントのことです。
このポイントは画面上に表示されることはなく、確認する方法もありません。
しかし、内部的には、敵Aを倒すと1ポイント、敵Bを倒すと10ポイントというようなものが設定されており、ゲームスタートからずっとこの討伐ポイントが加算されていくような仕様になっています。
これは、リンクの経験値やレベルっぽいものだというイメージで大丈夫です。
そして、プレイヤーの累計の討伐ポイントが一定の数値を超えるごとに、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」の世界各地の敵の強さが1段階ずつ上昇するようになります。
この敵の強さの上昇は、「敵A」の色違いで強い「敵A+1」が出現したり、「敵A」の持つ武器が強くなっているというような「敵A+α1」というものなど、いくつかパターンがあります。
この討伐ポイントの仕組みにより、同じ場所であっても、プレイし始めの頃に遭遇する敵は弱く、長くプレイした後に遭遇する敵は強いという状態になります。
また、普通は「最終目的地」に行く場合は、数々の敵を倒してその地に辿り着いているので、その周辺の敵もかなり強くなっているということです。
一方、最短クリアを目指すなどで効率よく最終目的地にやって来た場合は、普通にやって来た場合よりも「討伐ポイント」の獲得数は低いので、その周辺の敵もあまり強くない状態になっています。
これにより、そのプレイヤーにとって、簡単すぎず難しすぎない敵の出現を最初から最後まで行うことが出来ているということになります。
ちなみに、中ボス、大ボスなどの特定の敵は獲得する討伐ポイントがかなり多いので、最速を目指すプレイでも、コレとアレはどうしても倒さないといけないというような場合は、あまり雑魚敵を討伐していないのに、いつの間にか周辺の敵が強い敵だらけというようなパターンにもなります。
公式のデータ
「討伐ポイント」の仕様は、前作の「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」に導入されていたものです。
そして、その情報を元に、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」で少し検証してみると、前作と同じような結果が得られたので、今作にも討伐ポイントの仕様が入っていると言われるようになっています。
ただ、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」の「討伐ポイント」の仕様は、現時点では検証と考察に基づくものであり、公式のデータで明らかになっているわけではありません。
しかし、前作では、データ解析され、「この敵の討伐ポイントは〇ポイント」というような部分まで明らかになっていたので、今作についてもいずれ詳しい解析結果が出て来ると思われます。
ちなみに、「討伐ポイント」というのは公式用語ではなく、プレイヤー側が勝手に言っているものです。
このため、「リンクの経験値」や「リンクのレベル」というような言い方をしても問題はありません。
また、今回の説明は分かりやすくするため簡単に行っているものです。
実際には、もっと複雑な仕組みになっており、同じ敵から得られるポイントには上限がある、討伐ポイントで強さが変化しない中ボスや大ボスなどの敵もいるなどの仕様も色々と入っています。
コメント
もう既に解析で数値出てるね
ガンバリMAXになった辺りで白銀が出てきたので、祠の開放数やステータス辺りで判定されると思ってました。
かなり早い段階でエミュ勢が解析して各敵の数値も分かってたみたい。
敵だけが強くなるのならリンクのレベルというより、敵の経験値やレベルって認識でいいのかな?