アメリカ任天堂の元社長であるレジー氏が、海外メディアで少しコメントしています。
今回は、採用時ゲームキューブだけ持っていなかったことなどを明らかにしています。
任天堂のレジー元社長とGC
アメリカ任天堂は、2019年4月に社長が交代し、それまで長く務めたレジナルド フィサメ氏が退任しています。
退任後、レジー氏は海外メディアなどでコメントすることが多くなっていますが、今回、アメリカ任天堂に入社した時のエピソードを1つ披露しています。
まず、レジー氏は、アメリカ任天堂に中途採用されています。
それまでは、P&Gやピザハットなど、いくつかの企業を転々としていたようですが、2003年にアメリカ任天堂の中途採用面接を受けることになります。
ただ、その時点では、当時の任天堂のライバルハードであった、プレイステーション2や初代Xboxは所有していたものの、ゲームキューブだけ持っていなかったということを明らかにしています。
レジー氏は、元々ゲームを楽しむことが多く、スーパーファミコンやニンテンドウ64なども持っていたそうです。
しかし、スーパーファミコンやニンテンドウ64を購入していた任天堂ゲーマーが、プレイステーション2や初代Xboxさえも持っているのに、なぜゲームキューブは買おうと思わなかったのかについて、アメリカ任天堂の中途採用面接の合格後、消費者の観点からその後の仕事に活かしたとコメントしています。
よって、採用されてからは購入したと思われますが、任天堂に採用されるにあたって、逆にゲームキューブだけ持っていないことをアピールしたというようなことを明らかにしています。
ちなみに、ゲームキューブはセールス的に言えば「失敗」の方に分類される任天堂ハードですが、その後継機となるWiiでセールス的に「大成功」するので、レジー氏が採用され、社長へと昇格する中で、実際に活かされた部分はあったのかもしれません。
なお、レジー氏の前のアメリカ任天堂の社長は、任天堂JPの前社長の君島氏であり、日米の任天堂の社長を両方務めたのは、現時点では君島社長が唯一となっています。
コメント
ゲームキューブは出すのが遅すぎた
他機種が強固たる地位を築き上げてから出しても時既に遅し
コンピュータ性能よりもゲーム媒体容量が今よりも全てだった頃に8cmディスク採用したのも痛手だった
ジミーさんは好きだったよ。てかアメリカも日本も今の社長のキャラが薄い。岩田さんやジミーさんみたいな”キャラ”を経営者に求めるなと言われればその通りだと思うけれど。