バンダイナムコの「バテン・カイトス」について、1つ話題が出ています。
話題は、名前の由来と意味などについてです。
バテン・カイトス、名前の由来と意味
「バテン・カイトス」は、バンダイナムコ(当時はナムコ)がゲームキューブで発売したRPGです。
このRPGはこれまで2作発売されており、2作目は任天堂発売になっていました。
また、開発はゼノブレイドなどでおなじみの「モノリスソフト」と、「トライクレッシェンド」が共同で行っていました。
そして、2023年9月14日(木)に、今作の1作目と2作目をセットにしたリマスター版がニンテンドースイッチでバンダイナムコから発売されます。
今回、今作の名前に関する話題を、モノリスソフトの本根康之氏がコメントしています。
まず、「バテン・カイトス」の名前の由来は星座となっています。
具体的には、「くじら座ゼータ星」が「バテン・カイトス」と呼ばれており、これがゲームの「バテン・カイトス」の名前の由来となります。
また、「バテン・カイトス」の意味は、アラビア語で「海獣の腹」というものになっています。
一番最初は大陸間移動用の飛空艇の名でした。たしか。その後キーワードとして世界観が広がり、シナリオライターがさらに膨らませて。な流れ。星座の星名なのは造語だとローカライズで引っかかりやすいから、世界共通のワードでが発端でした。
— 本根 康之 (@honnesan) June 20, 2023
ナムコの上層部は反対も多く…
「バテン・カイトス」は、モノリスソフトの本根康之氏によると、最初は「大陸間移動用の飛空艇」に使う名前だったそうです。
ただ、その後、「バテン・カイトス」をキーワードとして世界感が広がり、ゲーム自体が星座に関連するようなものになっていき、本根氏が今作のタイトルに採用したとのことです。
また、「バテン・カイトス」の名前をゲームのタイトルに採用したのは、世界共通のワードになっていることもあり、ローカライズ(翻訳)のしやすさなども関係していたそうです。
一方、「バテン・カイトス」というタイトルは、当時のナムコの上層部には反対も多かったタイトルだったとのことです。
ちなみに、なぜ反対が多かったのかは明らかにされていません。
ただ、「バテン・カイトス」と聞いてRPGを連想しにくいというような部分は以前から言われている部分でもあるので、そのような点から反対されたのかもしれません。
また、そもそもゲームのタイトルに思えない感じもあり、今でこそ「バテン」、「バテン」と言われて少し浸透していますが、当時は名前の悪さがあまり売れなかった原因の1つになっていたような感じもあるかもしれません。
バテンは限られた予算とスペックで壮大感を出すため、私がある程度拠点となるマップを先に描き進め、総マップ数、PC、NPCキャラ数、エネミー数まで私が指定して、シナリオ、キャラデザもお願いしている。なので遅延も無かった。シナリオ加藤さん、キャラデザ日暮さん、各スタッフの理解があればこそ。
— 本根 康之 (@honnesan) June 20, 2023
なお、「バテン・カイトス」はあまり売れなかったものの、「限られた予算とスペック」で、「遅延」もなく作っているので、大赤字というようなものではなかったと思われます。
この部分については、街が想像よりも簡素なものになっていたりするなど、実際にプレイしてみると、「限られた予算」で「壮大感」を出す作りになっているというのは実感できるはずです。
コメント
むしろ名前の格好良さで買った。当時は厨二な病だったもので
あの2作はガチで名作!
タイトルの意味はよく分かんなかったケド未だにGCで起動するくらい
リマスター楽しみ〜
テイルズオブエターニアは星座を元にした名称が多く、「バテンカイトス」という地名(?)もあったから、当時はこっちの印象が強かったなあ。今だとどうか分からないけど
バテンカイトス1・2なんとかクリアしました。ゲーム発売当時は現役会社員でゆっくりゲームを楽しむ時間がなかっのですべて出来たのでよかっです。