バイオハザード、ニンテンドースイッチのRevジョイコン完全操作版は没

　バイオハザードについて、カプコンの開発者がファミ通で少しコメントしています。

　これによると、ニンテンドースイッチのリベレーションズのジョイコン完全操作版は、開発中に没になったそうです。

バイオハザードのRevジョイコン完全操作版

　バイオハザードシリーズについては、先日、ニンテンドースイッチで「リベレーションズ」の1と2が発売されています。

　この2作品は、基本的には他機種版の移植なので、ゲーム内容の追加はありません。

　ただ、オマケの要素がいくつか入っており、その中の1つに、ジョイコンのモーションコントロール対応というものがあります。

　このジョイコンのモーションコントロールは、照準合わせやナイフの動作などで行えますが、完全なジョイコン操作は行えないものです。

　昔発売された、「バイオハザード4」のWii版は、モーションコントロールが好評で、この操作方法で、他のバイオハザード作品を出して欲しいという意見もたまに見かけます。

　今回、この声に応えるような形で、当初、リベレーションズの操作法を、これを超えるものにしようとしていたそうです。

　ただ、実際に移動までジョイコンのモーションコントロールが出来るバイオRevの完全操作バージョンを作ってみると、「グチャグチャになった」そうで、結局、ボツになったとのことです。

　よって、ニンテンドースイッチのジョイコンでは、バイオハザードの操作性においては、このぐらいのモーションコントロールが限界になっているようです。

　具体的にどのように「グチャグチャになった」のかはコメントされていませんが、モーション移動をなくし、現在のような、照準合わせやナイフ、リロードなどに限定している形が一番プレイしやすかったそうです。

　なお、ニンテンドースイッチ版のバイオRevのデフォルトの設定が、他機種バージョンよりも少し優しい設定になっている理由は、スイッチは低年齢層も多いハードだからということもコメントされています。

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