「クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース」の情報が公開されています。
今回は、これに関連して、昔より着ぐるみが気持ち悪い理由をご紹介しておきます。
クラッシュ・バンディクー4、実写映像
「クラッシュ・バンディクー」シリーズの新作として、PS4などで「クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース」という作品が発売されます。
今回、この新作のプロモーション動画として、上のような「実写映像」が公開されています。
「クラッシュ・バンディクー4」の実写映像は、「クラッシュ万事休す」という、昔、CMなどで使われていた曲が流れる動画になっています。
この動画では、クラッシュ万事休すのフルバージョンを聴くことが出来ます。
ちなみに、「クラッシュ・バンディクー」シリーズの昔のCMやボーナス映像は、上のようなものであり、特にCMは、サビとなる「クラッシュ バンディクー」の部分が印象的に使われ、耳に残る感じです。
昔より着ぐるみが気持ち悪い理由
「クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース」の今回の実写のプロモーション映像は、クラッシュ・バンディクーの着ぐるみが登場するものになっています。
ただ、この着ぐるみは、歯がむき出しで、目がイッちゃってるような感じであり、ストレートに言えば気持ち悪い造形です。
一方、前掲の1996年などのCMにも登場するクラッシュ・バンディクーの着ぐるみは、マスコットキャラとしてかわいい、あるいはカッコいい感じに仕上がっています。
つまり、これだけ技術が進歩したのに、20年以上も前の着ぐるみの方が出来がいいという状態です。
ただ、このように着ぐるみが気持ち悪くなってしまったのには理由があります。
それは、CMをかなり放送していた頃の初期の「クラッシュ・バンディクー」シリーズはソニー作品でしたが、現在はソニー作品ではなくアクティビジョン作品になっているからです。
クラッシュ・バンディクーは、権利関係がかなり複雑であり、ソニー自身が開発した作品ではないため、発売元が頻繁に変わっています。
初期は、ソニーが日本向けに物凄い規模のマーケティングを実施し、クラッシュ・バンディクーのイラストなども日本向けにアレンジして、造形の良い着ぐるみなどを作っていました。
しかし、現在は、ソニーアレンジが入る状態ではなくなっているので、海外準拠の気持ち悪い着ぐるみが登場するようになっています。
このキモいクラッシュ・バンディクーの着ぐるみは、海外では昔から存在し、歯の部分から中の人が顔を出すという、着ぐるみとして見せてはいけないものを見せる、とんでもクオリティーになっています。
今回の日本向けの映像では、さすがに中の人が顔を出す状態にはしていませんが、歯の部分が蓋をされているような状態になっているのは、本来は顔出し用だからです。
なお、海外にも、中の人が顔出ししない、クラッシュ・バンディクーの造形の良い着ぐるみは存在します。
ただ、昔はこれが活躍していたということもあり、海外の多くの人にとってはこの着ぐるみのイメージの方が強いようです。
そして、気持ち悪いということはおそらく分かっているのだと思われますが、かつてはマジだったものの、最近はそういうネタとして意図的にこの着ぐるみが使われている状態にもなっています。
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コメント
この個体バンディクートは初めて見た!。
USJにも確か別個体クートいたよね?。
あれは使ったらダメなのだろうか?。
まだあれの方がマシだな。
ソニーデザインの方を世界共通にして欲しかったなあ
予想と違って興味深い記事だった
キモいのは炎上マーケ的な理由もあったのか
夜中に出てきたらチビりそう
クラッシュ・バンディクーレーシング ブッとびニトロ!の海外パッケージのクラッシュはイケメンだと思う
そして次回からソニーアレンジのクラッシュ君が後ろから肩ポンポンして、キミは違うって乱入して来るんやろ?