スクウェア・エニックスの「ドラゴンクエスト10」の話題をご紹介しておきます。
話題は、キッズタイムが終了するというものです。
DQ10、キッズタイム終了へ
「ドラゴンクエスト10」は、ドラゴンクエストのオンラインゲームです。
このオンラインゲームは基本プレイ無料ではなく、サブスク型の課金制になっており、30日間で1200円などを支払う必要があります。
ただ、ドラクエはキッズ層もプレイするゲームということで、今作は課金なしで遊べる時間が設定されています。
この課金なしで遊べる時間は「キッズタイム」と呼ばれており、月曜日から金曜日は16時から18時までの2時間、土曜日と日曜日は13時から15時までの2時間プレイできます。
今回、このドラクエ10のキッズタイムが終了することが発表されました。
終了日は、2026年6月25日（木）に実施されるメンテナンス時であり、具体的な終了時間は後日案内されます。
終了理由の1つは多くが成人
「ドラゴンクエスト10」のキッズタイムの終了については、終了する理由も説明されています。
これによると、以下の3つが理由だとされています。
・ サービス開始当初（2012年）、対象としていた未成年のお客様の多くが既に成人されているであろうこと
・ 2012年当時と比較し、継続契約を行うサブスクリプションサービスが一般的になったこと
・ 調査の結果、キッズタイムをご利用いただいているお客様の多くが成人であったこと
そして、終了理由の中でも特に注目されているのは、「利用者の多くが成人だった」というものです。
つまり、おカネを払うのが難しいキッズのために用意していたサービスを利用していたのは実は大人ばっかりだったということです。
具体的には、キッズタイムの利用者で20代以下は数％しかいなかったという公式の調査結果が出たことが明らかにされています。
このため、ドラクエ10のキッズタイムは、無料でプレイする大人ばかりであり、サーバーの負荷が増えるだけで儲からないのでやめる側面もあるということです。
ちなみに、ドラクエ10のキッズタイムの「キッズ」とは何歳なのかは定義されておらず、キッズタイムの利用には年齢制限を設けていないことも発表されています。
ただ、「お子様を対象としたものである点にご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします」とされていたので、課金していない大人にはあまり遊んで欲しくないというようなことは以前から告知されていました。
しかし、そういった意図に反しているとも言えると思われますが、「キッズタイムだけで遊んでいるお客様が年々増えている」ことも明らかにされており、キッズタイムを用意してもキッズは増えず、無課金の大人プレイヤーばかり増えて行っているのでバージョン8の大型アップデートに合わせて思い切って廃止するということにしたようです。
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