スクウェア・エニックスの「ドラゴンクエスト11」について、雑誌「ニンテンドードリーム」2019年11月号で、開発スタッフがコメントしています。
これによると、スイッチ版のDLCは、CDシアターのオマージュになっているそうです。
DQ11、スイッチ版のDLC
「ドラゴンクエスト11」のニンテンドースイッチ版には、ダウンロードコンテンツが用意されています。
このダウンロードコンテンツは、多くの人が購入している「ゴージャス版」には初めから付属しています。
通常版の場合は、別途、税別1500円で購入することが可能です。
スイッチ版「ドラゴンクエスト11」のダウンロードコンテンツは、「ボイスドラマ」というものですが、今回、なぜボイスドラマが用意されることになったのかが明らかにされています。
これによると、DQ11SのDLCでボイスドラマを用意したのは、「CDシアター ドラゴンクエスト」のオマージュになっているからだそうです。
CDシアターのオマージュ
ニンテンドースイッチ版「ドラゴンクエスト11」のボイスドラマのオマージュになった「CDシアター ドラゴンクエスト」とは、昔発売されていたドラゴンクエストのドラマCDのことです。
このドラマCDは、主に小説版のドラゴンクエストの内容を、ボイス収録したものになっています。
近年、この商品が販売されたことはなく、ドラクエ本編だと、1から6までの各作品が20年以上前に販売されています。
今回、「ドラゴンクエスト11」のスイッチ版で、ボイスドラマのDLCを制作したのは、堀井雄二氏の出身地「淡路島」へと移動する車内で、開発協力会社の人が、この「CDシアター ドラゴンクエスト」を流していたので、今作もせっかく各キャラクターにボイスが付くようになったのだから、このドラマCDのようなものが作れないかという話になったことがきっかけだったそうです。
そして、今作は、過去のドラクエシリーズからオマージュしたセリフが多かったこともあり、過去に発売された「CDシアター ドラゴンクエスト」をオマージュして、ボイスドラマのDLCを作ることにしたと説明されています。
よって、なぜゲームとしてプレイできる形で提供しないのかという疑問も前から出ていますが、その答えは、今回のスイッチ版のDLCは、「CDシアター
ドラゴンクエスト」の存在を意識したものだからということになっています。
なお、ニンテンドースイッチ版の開発スケジュールは厳しかったということも別途コメントされているので、もちろん、DLCの内容をゲームとしてプレイできる形で提供するのは時間的に無理だったという部分も大きいと思われます。
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コメント
やっぱ、これが元だったのか。
EDで『この道我が旅』が流れる奴だよな。