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E3 2023、中止。高額な参加費やReedPop参加が失敗の理由とも

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E3 2023、中止。高額な参加費やReedPop参加が失敗の理由とも

 E3について、1つ情報が出ています。

 情報は、2023年の開催が中止になったというものです。

 

E3 2023、中止

E3 2023、中止

 E3(Electronic Entertainment Expo)は、世界最大のゲームイベントです。

 このゲームイベントは、30年近い歴史を持つイベントであり、毎年6月の開催が恒例になっていました。

 そして、2023年のE3は、現地時間で2023年6月13日から16日まで開催される予定でした。

 しかし、開催2か月半ほど前になって急遽中止が発表されました。

 中止の理由は主催者から明確に述べられていません。

 ただ、以前にも少しご紹介しましたが、E3 2023は任天堂が参加しないと表明しており、マイクロソフトも完全な形では参加しないと明らかにしていました。

 また、ソニーは2019年から参加しない状態になっています。

 その後、任天堂もマイクロソフトもソニーも参加しないなら参加する価値はないと判断したのか、セガ、UBIソフト、テンセントなどの大手メーカーも参加しないと明らかにしていました。

 よって、E3 2023の中止の理由は、主要なゲームメーカーが参加しない状態になり、イベントの規模を維持できないからとなっています。

 

E3 2023の「中止」の理由は、前述のように特に大手の参加企業が集まらなかったからです

失敗の理由

 E3 2023の「中止」の理由は、前述のように特に大手の参加企業が集まらなかったからです。

 これは、E3 2023の開催「失敗」と言えるものです。

 そして、このE3 2023の「失敗」の理由がいくつか推測されているのでご紹介しておきます。

 まず、E3 2023はアメリカのリアル会場にブースを出展するイベントなので、参加費が必要なイベントになっています。

 この参加費は、メーカーの規模によって異なり、任天堂やマイクロソフトなどの大手メーカーだと日本円で数千万円すると言われています。

 ただ、昔は数千万円を支払う価値はあったかもしれないものの、世界のイベントがオンライン開催が普通になった現在では、その価値は見出せないと言われるようになっています。

 しかし、E3 2023では、後述のReedPop参加や開催期間の延長などもあったことで、値下げされることはなかったようです。

このE3 2023の「失敗」の理由がいくつか

 また、E3は、アメリカのゲーム業界団体「Entertainment Software Association」(ESA)が主催するイベントでした。

 この団体は、日本企業も含めて、ゲームメーカー各社が加入する営利を最優先にしない中立的な団体になっています。

 しかし、E3 2023は、ESAが「ReedPop」というイベント運営なども手掛ける企業と提携し、開催すると案内していました。

 これにより、ReedPopは完全な営利企業なので、E3 2023は主催者が「儲けるイベント」に変更されたと言われています。

 E3は、元々は業界関係者向けの商談会や新作の見本市のようなイベントでした。

 しかし、2017年から同じですが、E3 2023は、参加対象が業界関係者だけではなく、一般入場者も受け入れるイベントになっていました。

 このため、ReedPopの儲けのために出展各社がこれまでよりも1日長い4日間もブースを維持するのは何か違うのではないかと判断された可能性があるとも言われています。

 そして、そのような一般入場者向けのイベントは、東京ゲームショウや、同じくReedPopが主催するPAXなどのイベントもあるので、他と比べて参加費が高額なE3にあえて出展する必要はないと判断されたのではないかと言うことです。

 ちなみに、E3は、2020年から2022年も開催が中止になっていましたが、これは人が密集したり、渡航などが難しいという世界的な情勢によるものです。

 今回は、開催を発表しながら急遽中止になったので、2024年以降の開催も危ぶまれる状態になり、このままE3のイベントは消滅するのではないかとも言われています。

 また、「The Game Awards」のプロデュースや司会で知られるGeoff Keighley氏が、ここ数年、「Summer Game Fest」というオンラインのゲーム発表会イベントをE3の時期にぶつけて来ていることもあり、今後はこのイベントがE3の代わりになるのではないかという見方も出ています。

  e3expo

コメント

  1. 匿名 より:

    e3ではリークが横行していたことも企業が参加しなくなった原因の一つにあると思うなあ

  2. 匿名 より:

    64Switchオンライン
    マリパ3更新まだですか?

  3. 匿名 より:

    形は変わっても各メーカー情報解禁が集中する感じは残してほしいな

  4. 匿名 より:

    どこの社もいい加減興醒めだったってことか

  5. 匿名 より:

    昔は楽しみにしてたけど、ネットでこの時期に大型タイトル発表してくれれば、
    ワクワク感は何も変わらない。
    リアルなイベント無くなっても視聴者は何も困らないなぁ

  6. 匿名 より:

    個人的に、年末商戦のソフトを発表するタイミングとしてはE3の6月ってほんの少しだけ早いと思ってた
    例えばゼルダみたいな何千万本も売れる大作ソフトはともかく、情報過多の今の世の中だと昔と違って発表が早すぎると鮮度がすぐ落ちる

    たった1か月の差なんだけど、11月~12月のゲームの発表だったら早くて7月かなあって思う

  7. 匿名 より:

    独特のお祭り感が好きだったから寂しい。
    色んな名作やハードが発表されて来た。オーディエンスがいる発表の場ってオンラインの製品発表とは違った熱狂があるよ。

    ただ価値がないと判断されるに至った理由は分からないけど、大きな会社が辞めると他も追従して軒並み崩れる脆い構造のイベントなのは確かだな。
    生まれ変わる形で復活して欲しいと思う。

  8. 匿名 より:

    まぁオンライン発表会の利便性には勝てないよな。
    一々行かなくていいし、リアタイじゃなくても大体アーカイブ配信してくれるし。

  9. 匿名 より:

    色んな理由が複合しているね 関係者にリークする人がいるのが致命的

  10. 匿名 より:

    ニンテンドーはDirectあるし、体験してほしければオンラインで体験版配布すりゃいいから参加する必要性すらないんだよね

  11. 匿名 より:

    ゲームの開発が幾年単位な今、毎年新情報を期待されて、なければ叩かれるのも負担だったろうな
    思えばいち早くカンファレンス止めてネット配信での情報開示にした任天堂は先見性ある

  12. 匿名 より:

    E3は単なる発表の場でしかないから、いくらでも代替できるんだよね
    そこを主催者側は理解していなかったように思える

  13. 匿名 より:

    キアヌが突然出てきてド肝抜かれた2077のステージがE3最後の印象的なおもいでになるのか…

  14. 匿名 より:

    ゲーマーにとっては年に一度のお祭りイベントで楽しみにしてたからなくなるのは残念

  15. 匿名 より:

    CAPCOMは今年もCAPCOMショーケースやんのかな

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