スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー10-2」について、1つ話題が出ています。
話題は、タイトルを決定するのが最も困難で、最初は会社に却下されたというものです。
FF10-2、タイトルの決定
スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー10」と「ファイナルファンタジー10-2」のHDリマスター版が、「PlayStation Now」で配信されています。
今回、この配信を記念したインタビュー記事を、ソニーが公開しています。
インタビューは、この2作のプロデューサーを務めた北瀬佳範氏に対して行われています。
この中で、「ファイナルファンタジー10-2」の制作時に、最も困難だったことがコメントされています。
これによると、FF10-2の制作時に最も困難だったのは、今作をどのようなタイトルにするか決定することだったそうです。
FF10-2は、「-2」というものが付く、珍しいタイトルになっています。
この作品の前には、少なくともファイナルファンタジーシリーズでは、「-2」というようなタイトルの作品はありませんでした。
このため、このようなタイトルの付け方は、ある種の発明とも言えるものになっています。
ただ、最初は、会社にこのタイトルは却下されたそうです。
そして、タイトルをどうするか悩んだため、タイトル決定が今作の開発で最も困難な出来事になっていたとのことです。
ちなみに、会社に却下された理由は、「FF12」と間違われそうだからと紹介されています。
ただ、その後、どうやって会社を説得し、FF10-2という名前で発売できたのかは今回はコメントされていません。
しかし、心配された間違いは特に発生しなかったのか、後に、FF13の続編として、同じ名前の付け方をした「FF13-2」が登場することになります。
なお、ネタのように言われることが多い「FF10-3」については、以前、「FF10-3、あらすじや構想は存在。最高の着地点を引き続き考えると野村氏」の記事でご紹介したように、作ろうという意思は本当にあるようです。
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