スクウェア・エニックスのFF7リメイク3作目の話題をご紹介しておきます。
話題は、開発が止まるとの質問に浜口氏が回答しているというものです。

FF7リメイク、スイッチ2版は良かった
「ファイナルファンタジー7」は、現在、リメイクプロジェクトが進行中です。
このリメイクプロジェクトは、PS1で発売されたFF7を3つに分割してリメイクするというものであり、現在、1作目の「リメイク」、2作目の「リバース」が発売されています。
そして、今後、タイトルは今のところ未発表の「3作目」が発売される予定です。
ただ、このリメイクプロジェクトは、開発スタート時には全く予定がなかったような感じもするニンテンドースイッチ2版などの「全機種マルチ」で展開されることが少し前に発表されています。
今回、この決定について、ロンドンのコミコンのイベントでスクウェア・エニックスの浜口直樹ディレクターが少しコメントしています。
これによると、FF7リメイクシリーズをニンテンドースイッチ2でも発売することにしたのは良かったと思っているとのことです。
その理由としては、今回のコミコンのFF7リメイクシリーズのイベントでも任天堂の(ハードの)ファンが多いことが分かったからだとされています。

3作目の開発が止まるとの質問
「ファイナルファンタジー7」のリメイクプロジェクトについては、このように後から「全機種マルチ」が決定されたような印象もあることから、開発体制に影響が出ているのではないかというような噂が流されることもあります。
具体的には、スイッチ2のようなPS5よりも低いスペックのハード向けにも発売することを決めたので、3作目の開発が巻き戻されたり、2作目を作り直したりする必要性が出て来ているというようなものです。
浜口ディレクターによると、今回のコミコンでも「FF7リメイクの3作目の開発は止まっているのか」というようなことを訊かれたそうです。
これについて、浜口ディレクターは強い言葉で「そんなことはない」と端的に否定しています。
よって、他のインタビューでもFF7リメイク3作目の開発は予定通り順調であると何度かコメントされていますが、スイッチ2版の発売などが開発を止めるほど大きな悪影響を与えている事実はないということです。

ちなみに、「そんなことはない」理由は今回はコメントされていません。
しかし、以前のインタビューでスイッチ2版などの他機種への移植は専用の開発チームが行っていることを明らかにしています。
つまり、PS5版などを作っているメインチームとは別に移植チームも存在するので、例え当初発売予定がなかった「全機種マルチ」の状態になっているとしても、それは新たに別の移植チームが作られているだけであり、メインの開発チームが開発を止めなければならないほどの大きな影響はないということです。
なお、より正確に言えば、メインの開発チームは「PC版」を作っており、それを各ハード向けに最適化しているようです。
また、このような作り方は他の多くのゲームでも同じだと思われます。


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