「ファイナルファンタジー8 リマスタード」について、スクウェア・エニックスの北瀬佳範氏がファミ通で少しコメントしています。
今回は、キャラのリファインを行った作品になっていることが明らかにされています。
FF8リマスタードのグラフィック
スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー8 リマスタード」は、プレイステーション1で発売された「ファイナルファンタジー8」をリマスターした作品です。
「リメイク」ではなく「リマスター」なので、基本的には機械的にグラフィックを少し良くした作品ということになります。
ただ、今作は、一般的なリマスター作品と異なり、一部のグラフィックが大きく変わっていると言われています。
例えば、上のように、PS1版と今回のリマスター版を比較すると、グラフィックが全体的に綺麗になっているだけではなく、キャラクターの顔のデザイン自体が変わっていることが分かります。
そして、このような機械処理では実現できないグラフィックの変更について、今作のディレクターである、スクウェア・エニックスの北瀬佳範氏がコメントしています。
これによると、「ファイナルファンタジー8 リマスタード」は、キャラクターをリファインした作品になっているとのことです。
キャラのリファインは急遽決める
「ファイナルファンタジー8 リマスタード」は、プレイステーション4、Xbox One、ニンテンドースイッチ、Steamで、2019年内に発売される予定です。
北瀬佳範氏によると、当初の計画は、これらのハードに対応させるぐらいであり、グラフィックレベルはそれほど大きな変更はしないという、普通のリマスター作品としてリリースする予定だったそうです。
しかし、キャラクターのクオリティーアップが必要だと判断し、マスターアップ直前まで進んでいた開発を中断し、キャラのリファイン化に着手することを決めた経緯があったと明らかにされています。
そして、完成したものが、先日発表された、キャラクターの顔などがより綺麗に作り替えられたバージョンになっています。
よって、「ファイナルファンタジー8 リマスタード」は、リマスター作品なのにグラフィックが大きく変わっていて謎だとも一部で言われていましたが、今回の作品は、キャラクターデザインの作り直しが別途入っているので、一部のグラフィックについて、大幅なクオリティーアップが実現しています。
ちなみに、このキャラクターのリファインには、北瀬佳範氏自身もそうですが、原作スタッフが参加しており、原作同様、野村哲也氏もデザイナーとして参加していることが明らかにされています。
このため、今回の変更後のグラフィックは、FF8原作者が作ったホンモノであり、リマスターするにあたり、スクエニの他の誰かが勝手に変えてしまったものではないということです。
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コメント
当時は3Dポリゴンが荒すぎてフィールドでのキャラクターの顔とか表情が全然分からない所もあったからどう変わってるのか楽しみ
それにしてもマスターアップ直前に作り直しを敢行するとは…FF7誕生の経緯みたいだな(笑)
スイッチで2019年内に任天堂ハードには無かったFF7 FF8 FF9 FF10 FF12が揃うとか・・
胸が熱くなるな?