ガンダムメタバース、ガンプラのCADデータにアクセス可能だった。3Dプリンタで出力できる

　「ガンダムメタバース」について、1つ話題が出ています。

　話題は、ガンプラのCADデータにアクセス可能だったというものです。

ガンダムメタバースにガンプラのCADデータ

　「ガンダムメタバース」は、バンダイナムコがPC向けに展開しているガンダムをテーマにしたメタバースソフトです。

　現在、オープンベータテストのようなものが行われており、誰でもパソコンからアクセスすることかできます。

　今回、この「ガンダムメタバース」にアクセスするためのPC向けのクライアントファイルが話題になっています。

　それは、クライアントファイルのデータの中にガンプラのCADデータが入っていたというものです。

　このガンプラのCADデータは、3Dプリンタがあれば出力できるものになっています。

　つまり、ガンプラが自分で作れるということです。

　そして、この問題が発覚したため、現在、「ガンダムメタバース」のクライアントファイルの配布が中止されています。

　「ガンダムメタバース」のクライアントファイルの中にあったガンプラとしてそのまま出力できるCADデータは多くなく、1つだけだったのではないかと言われています。

　ただ、この1つは未発売のガンプラに該当するものなので、それなりにダメージがあるようです。

　また、その他のCADデータも、ガンプラの「ニセモノ」を作っているような業者に餌を与える形になってしまっています。

　なお、今回のガンプラのCADデータは、正規にダウンロードした「ガンダムメタバース」のクライアントファイルの中を覗いてみたら、暗号化など何もされていない形でCADデータが存在していたというものになります。

　つまり、ハックされたりしたようなものではなく、バンダイナムコが普通に信じられないミスをしているだけです。