星のカービィ スーパーデラックス、メタナイトの逆襲のアレンジがグラミー賞を獲得

　任天堂＆ハル研究所の「星のカービィ スーパーデラックス」について、1つ話題が出ています。

　話題は、メタナイトの逆襲のアレンジがグラミー賞を獲得しているというものです。

カービィ スパデラ、メタナイトの逆襲

　「星のカービィ スーパーデラックス」は、「星のカービィ」シリーズの本編作品であり、1996年3月にスーパーファミコンで発売されています。

　今回、この本編作品の楽曲のアレンジ版が、2022年の第64回グラミー賞の1部門で賞を獲得しています。

　賞を獲得したのは、「星のカービィ スーパーデラックス」に収録されている「メタナイトの逆襲」という曲のアレンジバージョンです。

　この「メタナイトの逆襲」のアレンジ版は、「The 8-Bit Big Band」というゲーム音楽などのアレンジを手掛ける海外グループが制作したものです。

　どのような楽曲なのかは、上のYouTube動画で聴くことが可能です。

　これを聴くと分かりますが、今回のアレンジはジャズ風にしたものです。

　そして、この「The 8-Bit Big Band」による「星のカービィ スーパーデラックス」の「メタナイトの逆襲」のアレンジが、グラミー賞の「インストゥルメンタル・アカペラ 最優秀編曲賞」（Best Arrangement, Instrumental or A Cappella）という賞を獲得しています。

　よって、「星のカービィ スーパーデラックス」の「メタナイトの逆襲」そのものがグラミー賞を獲得したわけではありませんが、原曲の良さがあってこそのアレンジなので、星のカービィの曲が世界的に評価された楽曲になったと言えます。

　また、「メタナイトの逆襲」のBGMは、世界的な知名度を誇る楽曲の1つになったとも言えるかもしれません。

　ちなみに、ゲーム関連の音楽がグラミー賞を受賞するのは珍しいことです。

　ただ、過去になかったわけではなく、「シヴィライゼーション4」のオープニング曲「Baba Yetu」が原曲でグラミー賞を受賞したことがあります。

　なお、「星のカービィ スーパーデラックス」の「メタナイトの逆襲」の原曲は、上のようなものです。