任天堂のサイトに、「社長が訊く『すれちがい通信中継所』」のインタビュー記事が掲載されました。
今回のインタビューは、少し前に開始された、3DSのすれちがい通信を行いやすくする「すれちがい通信中継所」というものについての開発裏話です。
インタビューでは、このシステムは実際には「すれ違い」で成立させているものではなく、前の人のデータを次に来た人に渡すという入れ替え方式になっているため、
岩田
このサービスの発表後に、同じアクセスポイントでいれちがいにやってきた人が通信をするので、インターネット上のやりとりの中で「“いれちがい”通信」と呼んでいる方がおられたんですけど、わたしは「うまいこと言うなあ」と思いました(笑)。
河原
そうですね(笑)。リリースした当日くらいに、松岡さんも「これ、いれちがい通信だよね」と言ってました。
・・・ということで、「いれちがい通信」と呼ばれていることも明らかにされています。
また、通信方式も「すれちがい通信」とは異なり、
松岡
通常の「すれちがい通信」だと、3DS独自の無線通信を使って、3DS同士でデータのやりとりを行っていますけど、今回の「中継所」でデータのやりとりをするときは「いつの間に通信」を使ってサーバーと通信を行っています。
岩田
だから、「すれちがい通信」なんだけど、通信手段は「いつの間に通信」なんですね。ちょっとややこしいですけど(笑)。
・・・ということで、「いれちがい通信」を「いつの間に通信」で行っていることがコメントされています。
インタビューでは、他には、
岩田
これもたとえば、の話ですけど、いまは、Aという「中継所」にアップされたデータは、同じAの「中継所」に戻すようにしていますけど、国中、あるいは世界中にある、バラバラの「中継所」をひとつの「中継所」として扱うことも技術的には可能なんですよね。
そこで、「今日は日本全国を混ぜる日です」とか、「今日は世界中を混ぜる日です」みたいに、その日限定のイベントを行うことも、やろうと思えばできるわけですね。それらをわたしは「県ちがい通信」とか「国ちがい通信」という名前で勝手に呼んでいますけど。
紺野
そうですね。「国ちがい通信」をやれば、すれちがうことの少ないアメリカの地方の人と、人口の多い東京の人がすれちがうことも可能になります。
岩田
でも、そういうことを日常的に行えば、「すれちがい通信」の価値が損なわれてしまいかねないわけですよね。
・・・ということで、「県ちがい通信」や「国ちがい通信」はやろうと思えば出来るが基本的にはやらないことが明らかにされています。
なお、「すれちがい通信中継所」での通信は、通常のすれ違い通信とは異なり、時間がかかり、速くて20~30秒、最大で1分程度の通信時間がかかることもコメントされていて、「すれちがい通信中継所」を利用するときは、最大1分ぐらいを目安にその範囲内にいる必要があることも明らかになっています。
社長が訊く『すれちがい通信中継所』
コメント
やらない、ってとこがやっぱ任天堂だよなあ~
ってつくづく思う
へぇ~って感じ。
馬鹿なので残念ながら話の半分も理解できなかったけどw