キングダムハーツ4、ナレーションの声。野村氏の20周年メッセージが解読される

　スクウェア・エニックスの「キングダムハーツ4」について、1つ話題が出ています。

　話題は、野村氏の20周年メッセージが解読され、ナレーションの声が判明しているというものです。

KH4、野村氏のメッセージ解読

　「キングダムハーツ4」は、先日行われた「キングダムハーツ」シリーズの20周年記念イベントの中で発表されています。

　今作は、シリーズ最新作として発売されますが、現時点では発売時期や発売機種などは未発表です。

　また、「キングダムハーツ」シリーズの20周年記念イベントでは、シリーズに関する展示が行われていました。

　そして、そこに、スクウェア・エニックスの野村哲也氏のメッセージが書かれたオブジェクトも展示されていました。

　このメッセージは、ファミ通が写真を載せており、上のようなものになっています。

　写真だと読みにくいですが、以下のような内容です。

　過去の振り返りをしてみると
　思えばこのキングダム ハーツは
　自分の持ち得る全てを注いで来た作品です。
　完成してどうしても抜け殻になりがちですが
　皆さんに喜んで頂きたいと
　いつもそういう気持ちで心を奮い立たせて来ました。
　　作中語られる心の物語とは、
　その行方、もういなくなってしまったり
　もう会えなくなった離れた心への願いです。
　いつも心は
　傍にあるという思いを込めています。
　x
　20年支えて頂き本当に感謝しています。
　そしてこれからもよろしくお願いします。

　この野村氏の20周年メッセージは、改行が不自然だったり、言い回しがスムーズではないようなものがあるなど、普通に書いた文章ではない印象があります。

　また、「X」の文字が入っているのも不思議な感じになっています。

　つまり、何か謎が隠されている文章だと考えられます。

　今回、この野村氏の20周年メッセージが解読されています。

ナレーションの声

　野村氏のキングダムハーツ20周年メッセージは、まず、全てひらがなにします。

　次に、「X」のヒントを元に、ひらがなになった文章をX状に読みます。

　そうすると、「こえのしょうたいは　しぐるどようちゅうい」という文章が出て来ます。

　よって、野村氏のキングダムハーツ20周年メッセージは、「声の正体はシグルド要注意」という意味だと解読されたということになっています。

　この「声の正体」というのは、「キングダムハーツ4」の発表映像の男性ナレーションの声が誰なのかということです。

　そして、解読した文章により、それが「シグルド」だったということになっています。

　シグルドは、現時点ではあまり知名度のないキャラクターだと思われますが、「キングダムハーツ ユニオンクロス」に登場していた謎のキャラクターです。

　野村哲也氏によれば、声が付くのは今回が初めてだそうです。

　また、「キングダムハーツ」シリーズの20周年記念イベントでは、「キングダムハーツ ミッシングリンク」の発表動画も公開されています。

　そして、そのナレーションもシグルドであり、演じ分けてナレーションをしてもらったとのことです。

　ちなみに、「声の正体はシグルド要注意」の「要注意」の部分に、どのような意味があるのかはよく分かっていません。

　ただ、今後、「キングダムハーツ ミッシングリンク」や「キングダムハーツ4」などで重要な役割を持つキャラクターになっていると考えられています。

　野村氏のキングダムハーツ20周年メッセージについては、「思」や「感」の下の部分も含めると、キングダムハーツの根幹ともいえる「心が7つ」になっているという指摘も出ています。